田舎暮らしの本 Web

  • 田舎暮らしの本 公式Facebookはこちら
  • 田舎暮らしの本 メールマガジン 登録はこちらから
  • 田舎暮らしの本 公式Instagramはこちら

最新号のご案内

田舎暮らしの本 6月号

5月2日(火)
890円(税込)

© TAKARAJIMASHA,Inc. All Rights Reserved.

大工が暮らした2階建て8Kが120万円! DIY補修を楽しめる人に向く【茨城県常陸太田市】

2022年5月上旬の情報です。
すでに契約済みの場合があります。
最新情報はこちら!→常陸太田市空き家バンク

常陸太田市(ひたちおおたし)天下野町(けがのちょう)にある竜神大吊橋。長さ375m、高さ100m。バンジージャンプの人気スポットでもある。

東側の街道に面して幅広くつくられた玄関。写真の左手は崖。崖伝いの2階にも入り口がある。

前の県道は72年に一度の神社大祭礼の渡御コース

 物件のある天光圀(みとみつくに)の計らいに由来すると伝えられる地名。現在はバンジージャンプもできる人気観光スポット、竜神大吊橋で知られるが、かつては街道の宿場町として栄えた。72年に一度の大祭礼で話題になった金砂(かなさ)神社のお膝元。大祭礼では街道沿いの家の前を渡御(とぎょ)の行列が通った。「常陸秋そば」発祥の地として知られる常陸太田市だけに、この物件の近くにもそばの名店がある。

 この家は大工さんが住んでいたそうで、必要に応じて端材を使って増築を繰り返したという。上下水道は敷地の前まで通っているが、建物からの配管はなく、新たに敷設が必要。増築部には床の傾きも見られる。費用をかけて改修するよりも、取得費も含めて出費を抑え、DIYを楽しめる人に向くだろう。

【物件データ】
茨城県常陸太田市
120万円
土地:61坪・203㎡
延床:46坪・150㎡
菜園:36坪
取得費補助:最大50万円
改修費補助:最大110万円
家財処分費補助:最大20万円

8K宅地平坦地●都市計画区域外●築47年くみ取り水郡線常陸太田駅より約17km●市北部の山間エリア、旧水府村を南北に貫く県道沿いの物件は、徒歩で診療所まで2分、郵便局まで4分。なお、敷地の一部が土砂災害特別警戒区域に指定されているため、建築物の構造について法的規制を受ける。
●問い合わせ先:常陸太田移住・定住相談室「じょうづるライフ3110」☎0294-72-3110

1階南東の和室から玄関を眺める。

1階南側の台所。南側が崖のため採光は望めず。手前に6畳の和室が接しており、団らんの場に。

補修が必要
階段上の天井に雨漏り跡。瓦屋根を点検し、ずれや割れなどを補修したい。

 

文・写真/新田穂高 写真提供/常陸太田市

この記事のタグ

この記事をシェアする

関連記事