カッパや座敷童子などの民話が伝承されている「民話の里」岩手県遠野市(とおのし)。市内各地には柳田國男の『遠野物語』の舞台となった場所が数多くあり、人と妖怪が共存していたと思わせる雰囲気を感じることができます。紹介する物件は遠野盆地の西、宮守(みやもり)町の中心地にある二階建て。敷地が広く、庭に面した掃き出し窓がある居間からは豊かな緑を眺めて暮らせます。
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2025年5月の情報です。
すでに契約済みの場合があります。
最新情報は で・くらす遠野 をご覧ください。
田園風景と森に囲まれた自然豊かな風景が広がるまち
岩手県の東南部に位置する遠野市は、市の全域が北上川の支流である猿ヶ石川(さるがいしがわ)の最上流域にあたり、中央部は遠野盆地が占めています。田園風景と森に囲まれた自然豊かな風景が広がり、この景色に魅せられて移住する人もいます。観光客はもちろん、起業するために移住する人も増加中です。
遠野市では移住専門の相談窓口として「で・くらす遠野(観光交流課事務局)」を設置しています。空き家バンクでは、伝統的な曲り家や広い敷地の物件、まちなかの中古住宅など、さまざまな物件を紹介しています。
自然が生み出した景勝地「重湍渓」
猿ヶ石川(さるがいしがわ)上流にある重湍渓(ちょうたんけい)は、新緑や紅葉の季節は特に絶景となる名所です。巨大な花崗岩(かこうがん)が水の流れによって階段状に侵食され、畳を敷いたような光景が広がっています。春の桜、夏の緑、秋の紅葉、冬の雪、四季折々に溪谷とのコントラストが楽しめます。
絶妙なバランスの「続石」
山の小道を15分ほど登ると、巨石の上に巨石が乗った不思議な「続石(つづきいし)」が現れます。『遠野物語』にも出てくる奇石で、古代人の墓とも、武蔵坊弁慶が持ち上げてつくったともいわれています。
紹介した物件の最寄り駅は、JR釜石線の宮守駅になります。東京駅からは、東北新幹線の新花巻駅まで約2時間30分、新花巻駅から宮守駅まで釜石線で約1時間。飛行機利用の場合、いわて花巻空港から遠野市内までエアポートライナーで約1時間15分(要予約)です。
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