磐梯町(ばんだいまち)|観光と農業と製造業が自慢の町。磐梯山のアクティビティが楽しめる
磐梯朝日国立公園内にある磐梯山の自然を活かした登山やスキーなどのアクティビティが楽しめる町。有名な星野リゾートの「磐梯山温泉ホテル」「アルツ磐梯スキー場」もある。農業は稲作中心だが、ホウレンソウやサツマイモの栽培も盛ん。また、名水と地元米で酒造りも行われており、名だたる酒蔵が2つある。世界的なカメラ用レンズメーカー・シグマの会津工場があり、レンズを製造している。
【磐梯町の観光スポット】
名水百選に選ばれた磐梯西山麓湧水群が町の水道水に使われており、慧日寺金堂(えにちじこんどう)近くの磐梯山慧日寺資料館の庭園にも引水されている。名水、仏閣、民俗芸能と見どころいっぱいだ。
【磐梯町の移住支援】
県外からの移住者が住宅取得で新築した場合は最大で180万円、中古住宅は最大130万円を補助。定住を目的に空き家を改修した場合は最大10万円、空き家の家財道具などを処分する場合に最大10万円を補助する。
●お問い合わせ:磐梯町政策課 ☎0242-74-1211
https://www.town.bandai.fukushima.jp/soshiki/seisaku/iju-about.html
猪苗代町(いなわしろまち)|猪苗代湖や磐梯山を抱えるリゾート地
猪苗代湖の北岸に面し、東西北を磐梯山、安達太良山、吾妻山などの名峰に囲まれた会津地方の一大リゾート地。日本海式気候で、年平均積雪量は1~2m。夏は登山や湖水浴、冬はスキーなどが楽しめる。郊外には田園風景が広がり、特産品はソバ、トマト、牛乳など。世界的な学者・野口英世の生誕地としても知られている。
【移住しました!】
移住・観光促進の協力隊をやりながら、地域限定旅行業を手がける会社を開業!
裏磐梯のリゾートホテルで4年間フロントマンとして従事した加藤さんは、猪苗代の自然と人に魅せられ独立を考えるようになった。
「周りにゲストハウスを始めたり、商品開発をしたりする若者が多いんですよ。私も磐梯高原エリアで活動するため、移住・観光促進の地域おこし協力隊になり、個人事業として地域限定旅行業の会社を立ち上げました」と言う。
遊覧船「かめ丸」を使ったサンセットクルーズ、猪苗代湖を自転車で一周するツアーなどを実施。取得した空き家でレンタサイクル事業、長期滞在型お試し住宅なども計画している。
【猪苗代町の移住支援】
新築住宅取得で最大180万円、中古住宅取得で最大110万円を補助。民間賃貸住宅の利用に対して、月2万円を上限に12カ月支給。出産手当として第1子5万円、第2子7万円、第3子10万円、第4子以上は20万円を支給する。
●お問い合わせ:猪苗代町商工観光課 ☎0242-62-2117
https://www.town.inawashiro.fukushima.jp/cb/hpc/Article-6836.html
石川町(いしかわまち)|ちょうどいい大きさで暮らしやすいまち
福島県中通りの南部に位置する中規模のまちで、市街地には大型スーパーや医療機関なども揃っている。白河市といわき市のほぼ中間にあり、幹線道路やJR水郡線などのアクセスはいい。郊外は稲作やリンゴ・ブドウなどの果樹栽培、畜産の盛んな農村地帯。母畑温泉など4つの温泉郷を抱える観光地としても人気が高い。
【移住しました!】
石川町の人の魅力を伝える移住コーディネーターとして活動
「東海大学海洋学部で海の研究をしましたが、海は山とつながっている。環境改善の観点から、林業に興味を持ちました」と竹原さん。
卒業後は厚生労働省主催の林業就業支援研修のため石川町を訪れ、定期的に通って林業のアルバイトも体験。町が移住コーディネーターを担当する地域おこし協力隊を募集していることを知り、2022年12月に着任。現在は主に空き家情報の整理や移住相談などの活動を行う。
「地元の人は木の上で枝を切る特殊伐採など、すごい技術を持っています。その魅力を伝えて、関係人口も増やしていきたい」と話す。
【石川町の移住支援】
40歳未満で町内企業勤務なら月1万5000円、町外企業なら月1万円を上限に最大36カ月を家賃補助。子育て世代や若者世代が新築住宅を取得した場合に70万円、中古住宅取得で35万円を補助。移住者にトータルで最大500万円を支援。
●お問い合わせ:石川町企画商工課 ☎0247-26-9111
https://www.town.ishikawa.fukushima.jp/portal/
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