「2022年版 第10回 住みたい田舎ベストランキング」(2022年1月4日発売『田舎暮らしの本2月号』掲載)では、人口別のランキングとともに、12エリア別のランキングも発表しました。ここでは北陸エリアのランキングを発表します。
掲載:2022年2月号
富山県南砺市(なんとし)
豊かな自然に囲まれながら、商業圏へのアクセス良好
ユネスコ世界遺産「五箇山合掌造り集落」やユネスコ無形文化遺産「城端曳山祭(じょうはなひきやままつり)」など、古きよき歴史・文化が今も残る。住まいに関する奨励金や子育て支援に力を入れ、有志の市民団体「なんとおせっ会 移住応援団」が空き家の物件案内や仕事紹介、交流会を行い、移住前から移住後まで継続してサポート。移住体験ハウスに滞在して移住コーディネーターに市内を案内してもらうことも可能。
南砺で暮らしません課 ☎0763-23-2037 https://kurashi.city.nanto.toyama.jp
福井県福井市(ふくいし)
自然あふれるほどよい田舎。新幹線開業でより便利に
2024年に北陸新幹線の開業を控えた福井市。市街地には都市機能が充実し、通勤や通院などの移動も便利。また、中心部から車で30分ほど走れば海や山でのレジャーが楽しめる。移住希望者向けに、市内企業へ訪問時の宿泊費・交通費の一部を補助する「週末就活事業」や、若者世代、子育て世帯の転職を伴う移住を支援する市独自の移住支援金など、就活から移住まで切れ目のないサポートを行う。
福井市移住定住推進室 ☎0776-20-5514 https://www.city.fukui.lg.jp/sisei/plan/connect/teiju.html
石川県白山市(はくさんし)
山、川、海、まちがすべて揃い、自分に合った暮らしが選べる
霊峰白山から日本海まで市域が広がる白山市。まちの全域が日本ジオパークとなっており、のどかな里山から便利なまちなかまで選択肢が多く、自分に合った暮らしが選べる。住宅取得補助や子育てサポートなどの支援策も多く、近年は古民家を活用して起業する人も増加している。オンライン移住相談も可能。
白山市定住支援課 ☎076-274-9568 https://www.city.hakusan.lg.jp/subindex/guide05/18.html
富山県氷見市(ひみし)
豊富な海の幸と里山の恵みにあふれたまち
富山県の北西、能登半島の付け根にある氷見市。産業支援拠点「Himi-Biz」がオープンし、起業したい人向けの支援体制が強化され、移住者で新規創業する人も。妊娠から子育てまでオーダーメイドで支援する「子育て世代包括支援センター」など手厚い支援も好評。昨年6月には移住・定住促進住宅の新棟も完成した。
氷見市地域振興課 ☎0766-74-8075 https://www.city.himi.toyama.jp/gyosei/soshiki/shinko/3/1/1648.html
新潟県新潟市(にいがたし)
移住モデル地区なら、さらに手厚い支援が受けられる
本州日本海側唯一の政令指定都市である新潟市は、国際空港や新幹線、高速道路など各種交通網が整備され、東京から新幹線で約2時間とアクセス抜群。市民から「HAPPYターンサポーター」を募集し、移住をサポートする制度も好評だ。県外から移住モデル地区へ移住する場合、住まいに対する支援が受けられる。
新潟暮らし推進室 ☎025-226-2149 https://iju.niigata.jp
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