「2022年版 第10回 住みたい田舎ベストランキング」(2022年1月4日発売『田舎暮らしの本2月号』掲載)では、人口別のランキングとともに、12エリア別のランキングも発表しました。ここでは中国エリアのランキングを発表します。
掲載:2022年2月号
島根県雲南市(うんなんし)
地域課題の解決で活力を増す神話の里
□県都の松江市や出雲大神宮のある出雲市へ車で30分ほどと、都市部に近接
□古墳や出雲神話にちなんだ名所が点在し、日常のなかで古代ロマンに触れられる
□子どもから大人まで「チャレンジしやすさ日本一」の環境整備に取り組んでいる
うんなん暮らし推進課 ☎0854-40-1014 https://www.hokkori-unnan.jp
鳥取県琴浦町(ことうらちょう)
海と山が大好きな人たちが、官民一体で移住を支援
海と山に囲まれ、農業、漁業、商工業が盛んな琴浦町。行政だけではなく、まちづくり団体や地域住民が一体となって移住者をサポートしている。本誌11月号でも紹介した、移住者や地元の人がゆるく集まるサークル「琴浦ポレポレな暮らし」もあり心強い。こども園や保育園などの子育て環境や、各種補助金などの支援制度も充実している。2020年には、フィンランド式サウナがある一向平キャンプ場もオープン。
琴浦町企画政策課 ☎0858-52-1708 https://www.town.kotoura.tottori.jp/ijuteiju/
岡山県真庭市(まにわし)
人としての豊かさを感じる、持続可能な中山間地域
岡山県北部に位置する真庭市。まちの北部はスキー場やキャンプ場などが点在するアウトドアフィールド、気候の穏やかな中南部には市街地が広がる。市内のほぼ全域に高速光ファイバーを整備しており、テレワークやオンライン環境にも強い。また、イベントやマルシェなど市民活動の応援補助金や、中学卒業までの医療費給付制度、子育てオンライン相談など、一人ひとりの生活を手厚く支援している。
真庭市交流定住センター ☎0867-44-1031 https://i-maniwa.com/area/koryu/
岡山県津山市(つやまし)
IJUコンシェルジュが移住前から移住後まで長くサポート
岡山県北東部に位置し、出雲街道の要衝や津山城の城下町として栄えた津山市。中国山地の自然に恵まれ、充実した都市機能もある。移住希望者へは、IJUコンシェルジュが住まいや就職を支援。移住後も交流会を開催するなど、長く定住してもらえることを大切に考えている。オンライン相談も可。
津山市仕事・移住支援室 ☎0868-24-3787 https://life-tsuyama.jp/
山口県萩市(はぎし)
世界遺産の構成建造物が5つ! 子育て支援をワンストップで行う
江戸時代のまち並みが残る萩城の城下町を中心に、歴史と文化、そして自然が感じられる萩市。妊娠から出産、子育て期にわたるワンストップ窓口として、「子育て世代包括支援センターHAGU」を開設。プレーパーク「萩わんぱーく」や雨天時でも遊べる「あそぼー舎」など、子どもが遊べる場所も多く子育て環境も充実。
萩市萩暮らし応援センター ☎0838-25-3819 https://www.city.hagi.lg.jp/site/teijyu/
島根県飯南町(いいなんちょう)
新築住宅を25年賃貸すれば持ち家に
□夏は比較的涼しく、冬は山手でスキーが楽しめる高原のまち
□出産から育児、教育関連まで、絶え間ない子育て支援を提供
□25年間の賃貸後に所有権を譲渡する定住促進賃貸住宅など多様な住宅支援
飯南町まちづくり推進課 ☎0854-76-2864 http://iinan-teiju.jp
広島県安芸高田市(あきたかたし)
山間には田園風景が広がり、市街地には主要施設が揃う
広島県の北部中央にある安芸高田市。面積の約8割が森林で、なだらかな山々の間に田園風景が広がる美しいまちだ。広島駅や広島空港、日本海、瀬戸内海まで、それぞれ車で約1時間。空き家バンクに力を入れており、取得や改修の補助金あり。空き家利用の起業・創業を支援する事業もある。
安芸高田市地方創生推進課 ☎0826-42-2124 https://www.akitakata.jp/ja/shisei/section/chihousousei/z511/
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