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田舎暮らしの本 12月号

最新号のご案内

田舎暮らしの本 12月号

11月1日(金)
890円(税込)

© TAKARAJIMASHA,Inc. All Rights Reserved.

★前回の結果【公式】キラリと光る! スペシャル・ランキング/2022年版 「住みたい田舎」ベストランキング

2022年版 第10回 住みたい田舎ベストランキング」(2022年1月4日発売『田舎暮らしの本2月号』掲載)では、人口別のランキングとともに、12エリア別のランキングも発表しました。ここでは、アンケートの回答をもとに、さまざまな切り口で地域の魅力に迫ってみました。併せて上位の注目自治体をご紹介します。

掲載:2022年2月号

■移住者の割合
先輩移住者が多い地域は、新しい土地に入っていく人にとっては心強いもの。人口に対する移住者の割合で比べてみました。

山梨県小菅村(こすげむら)
地域の人びとや各種機関との連携でさまざまな事業を展開し、村を活性化

都心から2時間5分、多摩源流域の小さな村には、手つかずの自然や知る人ぞ知るパワースポット、先人から受け継いだ歴史文化などがある。「700人の村がひとつのホテルに」をコンセプトに、道の駅やアスレチック施設、古民家ホテルなどをオープンし、村を活性化。それにより、就職する人や地域おこし協力隊、移住者が増加している。村民の温かいおもてなしも大きな魅力だ。

小菅村源流振興課 ☎0428-87-0111 http://www.vill.kosuge.yamanashi.jp/

 

 

■地域おこし協力隊・シニア地域おこし協力隊の数
地域でさまざまな活動をする地域おこし協力隊。任期終了後に定住したり、起業・開業したりと人口増にもつながる。また、シニアの活躍の場としても今後注目です。

新潟県三条市(さんじょうし)
隊員が、さまざまな形で「 ものづくりのまち」を支える

高い金属加工技術が集積する「ものづくりのまち」。移住専門の相談員がおり、市内企業の豊富な求人と結び付けることで、就職と地方移住を併せて支援している。地域の課題解決に向け、市街地や山間部での活動、産業の後継者など、若者の力を必要とする多くの分野で地域おこし協力隊が活動している。

三条市地域経営課コミュニティ推進係 ☎0256-34-5646 https://sanjo-city.note.jp/

 

 

鹿児島県十島村(としまむら)
シニア隊員が第一次産業や医療・福祉分野で活躍

東シナ海に浮かぶトカラ列島にある十島村。地域おこし協力隊として赴任したシニア隊員の多くが、村の主要産業である農業・漁業・畜産業の担い手として、また住民の生活を支える医療・福祉分野などで、経験を活かして活躍している。任期中は住宅の無償提供や公用車の支給、ネット費用の割引などで島での生活を支援、任期後も定住できるようサポート体制を整えている。

十島村地域振興課 ☎099-222-2101 http://www.tokara.jp/tourism/

 

 

■セミナー開催数やフェア参加数、体験ツアーの数、移住相談回数
移住前の情報収集や現地体験はとても重要だ。そこで、移住セミナー・フェア、現地体験ツアー、移住相談の数でランキングしました。

長野県伊那市(いなし)
大自然のなかの保育や特色ある教育など、子育てにぴったりなまち

長野県南部の伊那谷に位置し、2つのアルプスに抱かれた自然豊かな伊那市。大自然のなかで行われる保育や、特色ある教育を行う小学校、子育て支援センターや図書館などの施設も充実した「子育てにぴったりなまち」。オンラインを活用したセミナーや、保育園や小学校の現地見学ツアー、地域住民や先輩移住者との交流イベントなどを数多く行い、移住を考える人を支援している。

伊那市地域創造課 ☎0265-78-4111  https://www.inacity.jp/iju/

 

 

栃木県宇都宮市(うつのみやし)
東京圏近接だからこそできる、“気軽な都市型”ワーケーションを展開

東京駅から新幹線で約48分。都会的な環境と自然環境の両面を兼ね備えた宇都宮市ならではの、都市型ワーケーション「みやテレワーケーション」や、市内の日常生活体験ツアーとお試し宿泊体験を組み込み合わせた「みや暮らし体験」への参加を通じ、テレワークによる転職なき移住などを後押ししている。

宇都宮市政策審議室 ☎028-632-2114  https://www.city.utsunomiya.tochigi.jp/shisei/machi/1013748/

 

 

京都府綾部市(あやべし)
「移住立国あやべ」を掲げ、移住者誘致に取り組むまち

京都市内まで車で約50分、大阪まで約1時間20分と京阪神へのアクセスが良好な綾部市。「移住立国あやべ」をスローガンに官民協働で移住者の誘致に取り組み、多くの先輩移住者がいる。空き家紹介はもちろん、自治会との顔合わせや、近所のあいさつ回りなどにも職員が同行し、地域との顔つなぎまでしっかりとサポート。

綾部市定住・地域政策課 ☎0773-42-4270  https://ijurikkoku.com/

 

 

熊本県熊本市(くまもとし)
「水の都」と呼ばれる緑豊かな政令指定都市。移住・就職相談にワンストップで対応

市民の水道水を100%清らかな地下水で賄う熊本市。豊かな自然と都市性のバランスのよさから、相談数が増加中。UIJターンサポートデスクには移住・就職の各相談員が常駐。相談者に親身に寄り添い、移住実現に向けサポート。月に1度オンライン個別相談会を行うほか、オンラインツアーや移住者とのオンライン交流会を開催している。

熊本市UIJターンサポートデスク ☎0120-131-619  https://kumamotodo.jp/

 

 

■起業・開業の支援が多い
移住者への起業や開業の支援数をチェックしました。

三重県名張市(なばりし)
都会と田舎が融合した「トカイナカ名張」。創業支援に力を入れる

アクセスが良好で、関西のベッドタウンとして発展。企業誘致と並行し、創業経費の一部を補助する「名張市若者移住定住チャレンジ支援事業」を実施。また、創業に関する基礎知識やノウハウを習得する「名張創業塾」、専門家との相談など、新規創業者の支援に力を入れる。

名張市地域活力創生室 ☎0595-63-7782 https://www.city.nabari.lg.jp/citysales/

 

 

■空き家バンクの登録物件数
不動産情報が少ない地方では、空き家バンクの登録物件数が移住者の受け皿に直結します。

 

兵庫県丹波篠山市(たんばささやまし)
京阪神から1時間ほどで通勤も可能

丹波篠山市は便利でありながら城下町の古い町並みと農村風景が残る。移住相談窓口や物件見学は土日も対応。空き家バンクには古民家から築浅までさまざまな物件が揃い、補助金などの支援も。ゆったりとした子育て環境を求めて移住する人が増加。

丹波篠山暮らし案内所 ☎079-552-4141 https://classo.jp/

 

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