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田舎暮らしの本 12月号

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田舎暮らしの本 12月号

11月1日(金)
890円(税込)

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おいしく食べきる!菜園レシピ 【第9回】サトイモ&ショウガ

サトイモ&ショウガ

掲載:20年12月号

サトイモは寒くなってくると食べたくなる冬野菜の1つ。

蒸したり煮たりでねっとり、焼いたり油で揚げたりすればホクホクとした食感で、和風はもちろん洋風にもよく合います。

低温で傷むので信州では冬に常温で置けませんが、冷凍保存は可。

同じ畝で穫れるショウガは、爽やかな辛みで、冬に向かうからだを温めてくれます。

レシピを教えてくれるのは、竹内家の料理長・裕子さん。

竹内家は長野県安曇野市でエコ菜園の教室を開いており、自給自足ライフを発信しています。

サトイモの具だくさんシチュー

秋の滋養を丸ごと味わい、ほっこり芯から温まる

サトイモのぬめりがシチューのとろみになって、豆乳でもこっくりとした仕上がりに。

ジャガイモとは違った存在感で、食べ応えがあり、からだも温まります。

材料 ※2人分

○サトイモ...5個

○タマネギ...1/2個

○ニンジン...1/4本

○シメジ...1/4株

○ウインナー(ベーコンなどでも)...2本

○コンソメ...1個

○豆乳(無調整)...200mL

○塩・コショウ...少々

○油...大さじ1

○ローリエ...1枚

○昆布水※または水...適量

※昆布10cmを水1Lに1晩浸けたもの

つくり方

❶ サトイモは皮をむき、大きめの一口大に切っておく。タマネギは薄切り、ニンジンは乱切り、シメジは石づきを取ってほぐしておく。

❷ 鍋に油を入れ、タマネギ、ニンジン、シメジを入れて中火にかけ、タマネギがしんなりするまで炒める。

❸ 炒めた野菜がひたひたになるくらいの昆布水にコンソメ、ローリエを加える。サトイモを入れ、15分ほど煮て火を通す。

❹ ウインナーと豆乳を入れて弱火で温める。豆乳が分離しないよう、長く煮込まない。塩コショウで味を調える。

揚げサトイモのショウガ甘辛

掘りたての小イモは皮付きのままで ホクホクの前菜やおつまみに

サトイモは油で揚げるとホクホクした食感に。

イモを油に入れてから火をつけ、低温からじっくり揚げると甘みが引き出されます。

甘辛だれにショウガを入れ、引き締まった大人の味にしました。

材料 ※2人分

○サトイモ...小さいもの6個

○ショウガすりおろし...1かけ

○黒砂糖...大さじ1/2

○めんつゆ...大さじ2

○黒コショウ...少々

○揚げ油...適量

つくり方

❶ サトイモはさっと洗って水けをふき、3個は皮をむき、3個は皮付きのままにする(市販のイモの場合は皮が固いのですべてむく)

❷ ショウガをすりおろし、黒砂糖、めんつゆを合わせておく。

❸ ❶を揚げ油に入れ、火をつけて中火にし、180°Cで数分揚げて火を通す。

❹ 揚げたてを❷にからめる。仕上げに黒コショウを振る。

 

レシピ・監修/竹内裕子

たけうち・ゆうこ●長野県安曇野市でエコ菜園の教室を開く竹内家の主婦。野菜を生かした料理やお菓子が、自然菜園スクール生に大人気。病院での管理栄養士、有機栽培農家での料理番などの経験も生かし、四季折々の旬の野菜を毎日おいしく食べられる工夫を探求中。「サトイモには秋の深まりを感じます。信州のわが家では晩秋にすべてを掘り、寒さで傷む前にせっせと食べていきます」。

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