田舎暮らしの本 Web

  • 田舎暮らしの本 公式Facebookはこちら
  • 田舎暮らしの本 メールマガジン 登録はこちらから
  • 田舎暮らしの本 公式Instagramはこちら
  • 田舎暮らしの本 公式X(Twitter)はこちら

田舎暮らしの本 12月号

最新号のご案内

田舎暮らしの本 12月号

11月1日(金)
890円(税込)

© TAKARAJIMASHA,Inc. All Rights Reserved.

PR大分県

おんせん県おおいたで暮らそう!【日田市】

2021年5月号掲載

温泉の源泉数も湧出量も日本一を誇る「おんせん県おおいた」。今回は日田市の美しい里山のなかで子どもたちがのびのびと活動する「森のようちえん」にひかれ、移住した一家を紹介します。  

定榮政隆(32歳)、沙起さん(31歳)、創太朗くん(5歳)、環之介くん(1歳)。自然豊かな奥日田にある森のようちえん「おひさまのはら」にて定榮さん一家。政隆さんは20歳のときにガラス作家の道を志し、修業を経て独立。夫妻ともに鹿児島県出身で、沖永良部島での約2年間の生活を経て日田市へ。

子育てにふさわしい里山の自然と人の温もり

特産の日田杉を使った木工品や「残したい日本の音風景100選」の小鹿田焼きなど、ものづくりの里としても名高い日田市。
ここへ2020年5月に移り住んだのが、ガラス作家の定榮政隆さん・沙起さん夫妻だ。

  

 ↑自宅2階の1室が仕事部屋。現在は国内外からの受注制作のみを行う。
https://www.instagram.com/masataka_joei

 

  

↑ホウケイ酸ガラスをサンドブラストで彫刻し、雲母顔料で緻密に彩色を
施した作品『風神雷神-均衡の花-』。

「以前は自宅で育児をしていましたが、『幼稚園に行ってみたい』という息子の言葉をきっかけに移住を考え始めました。いろんな経験をさせてあげられる幼稚園に行かせたくて」
 そう話す沙起さんが情報収集していたところ、日田市にある森のようちえん「おひさまのはら」が目に留まった。運営は、二十余年前に福岡県から移住した折居弘滋さん・公美乃さん夫妻。大自然のなかで子どもたちの自主性を育むことの大切さを感じ、奥日田の里山で2019年春から本格的な活動を開始した。小さな園舎もあるが、子どもたちは多くの時間を野外で過ごし、虫捕りや水遊びなどやりたいことに思いきり取り組む。

  

 ↑積雪も子どもたちにとってはうれしいイベント。ソリに乗ったり、走り回ったりして楽しむ。 

      

                                                                                                                                                                                                       

↑広大な園庭のほか近隣の山や川が遊び場に。多くの経験を通じて生きる力が自然に身につく。

                                                                                                     

↑「おひさまのはら」は折居さん夫妻(右)が運営。認可外保育施設として無償化対象にもなっている。
☎090-7538-6986

 SNSで見た子どもたちの生き生きとした表情に加え、折居さん夫妻の温かな人柄にひかれ、「ここに入園させたい」と意見が一致。今は、毎日たくましく成長する長男の姿をほほ笑ましく見守っている。 また、思いつくままに過ごせるのも日田の魅力だという。
「九州各地へ行くのに便利な立地。よく家族でドライブしますが、四季の彩りが美しく車を走らせるのが楽しいですね」
 と、政隆さん。身近な自然がもたらす日常の小さな感動は、手がける作品にもいっそうの深みを与えているに違いない。

↑自宅は3LDKの貸家。日当たりや風通し、眺めが良好な高台の立地が気に入った。

 

【日田市の頼れる“ミカタ”】

起業への第一歩を応援

「DENSURU、cocotsukai」

伝統的な景観を残す豆田町に、ひた暮らし応援団でもある大倉知子(おおくらともこ)さんが起業などの夢を応援する2つの施設をオープン。シェアカフェ「DENSURU(デンスル)」は1日単位や曜日指定で気軽に店舗運営ができ、「cocotsuka(i ココツカイ)」はフリーWi-Fiやプリンターなどを完備した多目的スペースだ。
問DENSURU、cocotsukai
☎090-9564-1212
https://densurucafe.com

↑2軒続きの空き店舗を活用。「起業への第一歩の場としてご活用ください」と大倉さん。
自身も「moko's cafe(モコズカフェ)」として出店。

日田市移住支援情報

心強いひた暮らし応援団

日田市では、移住・定住促進への協力に意欲的な店舗や宿泊施設、団体や個人などを募り、「ひた暮らし応援団」を結成。「移住前にいろいろと話が聞きたい」という移住希望者や、「交流を広げたい」といった移住者の声に応える活動を行っている。店舗などで応援団の表示を見かけたら気軽に話しかけてみよう。

↑移住前から移住後まで寄り添う、ひた暮らし応援団。写真は移住女子会にて。

 

 

【大分県日田市】

江戸時代に幕府直轄の天領として栄えた日田市。国の重要伝統的建造物群保存地区の豆田町、屋形船と鵜飼いが名物の三隈(みくま)川など、風情ある景観を保つ。福岡空港から車で約1時間、大分空港から車で約1時間20分。

【担当者より】

移住準備をサポートします!

移住の検討や準備のために日田市を訪れる場合、指定施設での宿泊費の一部を補助しています(要件あり)。本人および同一世帯の同行者3人分までが対象で、1人1泊7000円を上限に3泊まで。滞在中は、要望に合わせて移住のための情報収集などをお手伝いします。

「起業者支援は新年度から拡充予定です」(ひた暮らし推進室 酒井由佳さん)。

【問い合わせ先】

ひた暮らし推進室 ☎0973-22-8383
https://www.city.hita.oita.jp/teiju

 

 

【大分県への移住の問い合わせはコチラ】

大分県おおいた創生推進課

☎097-506-2038 FAX:097-506-1804
受付時間/8:30~17:15(土・日・祝日を除く)
★平日夜間オンライン相談受け付け中!

おおいた暮らし相談窓口

☎080-7731-8944 FAX:03-6273-4404
受付時間/10:00~18:00(日・月・祝日を除く)

大分県東京事務所

☎ 03-6862-8787
受付時間/8:30~17:15(土・日・祝日を除く)

大分県大阪事務所

☎ 06-6345-0071
受付時間/8:30~17:15(土・日・祝日を除く)

大分県福岡事務所

☎ 092-721-0041
受付時間/8:30~17:15(土・日・祝日を除く)

 

 

この記事のタグ

田舎暮らしの記事をシェアする