農業や工業など幅広い分野で、就職や起業ができるチャンスの宝庫・愛媛県今治市。子育てや医療などの生活環境もバランスよく充実していて、移住者の満足度も高い。この夏、そんな今治市の魅力が体感できる移住フェアやイベントが続々開催!
住みたい田舎1位! 移住者活躍の場も広がる
四国随一の工業都市である今治市は、海運業や造船業、今治タオルに代表される繊維業も盛んだ。その一方で瀬戸内海の美しい島々には、柑橘栽培や有機農業など、さまざまなライフスタイルが実現できる環境がある。
そんな今治市は、今年の本誌2月号「2023年版 住みたい田舎ベストランキング」の「人口10万人以上20万人未満のまち」グループで総合部門1位に輝いた。求人倍率の高さや医療機関の充実、さらに行政の移住者支援への注力もあり、若者世代・単身者部門、子育て世代部門、シニア世代部門で1位となり、4冠を達成した。
実際、今治市は年間2000人以上が移り住む人気の地となった。市はこの現状を好機と捉え、移住者や地域の人の双方が幸福と誇りを感じるまちづくりへとさらなるアクセルを踏む。5月21日には、今治市内にて「『住みたいまち』から『住んで良かったまち』へ記念講演会・シンポジウム」を開催。本誌編集長の柳順一や地域で活動する移住者を招き、徳永繁樹市長と共にまちの魅力の生かし方などについて意見を交わした。
「これまでの今治は、産業や文化など素材のよさに頼ってきた面がある。つまり潜在的なポテンシャルが高いということ。今後は市民と対話をしながら、一緒に伸ばしていきたい」と徳永市長。移住者活躍の舞台はすでに整っているといえるだろう。
記念講演・シンポジウムの動画は公式YouTubeで公開中(下のリンクをクリック!)
住みたい田舎ベストランキング4冠受賞記念・シンポジウム
8 月・9 月に開催! 今治市の移住フェア& ツアー
先輩移住者が活躍する現場を視察したり、市の移住担当者や地域おこし協力隊員と直接話したりしてみませんか? 直接会って聞く話には、ネットでは知り得なかった発見が目白押し!
➀8月25日(金)~27日(日) きてみて!! いまばり移住・地域おこし協力隊相談会
都内で「今治への移住」に触れる
今治市への移住相談や空き家相談、移住後の暮らしぶりなどを、移住担当の職員や移住者に直接聞くことができる。
会場/東京都中央区京橋1-1-6 越前屋ビル1階「移住・交流情報ガーデン」
日時/8月25日(金)16:00~19:00、26日(土)11:00~18:00、27日(日)11:00~15:00
8月26日(土) きてみて!! いまばりの地域おこし協力隊
現役協力隊員の“リアル”な体験談は必聴
会期中8月26日(土)の16:00~18:00は、今治市の地域おこし協力隊の現状がわかるトークイベントを開催。着任1年目の隊員などが、着任前後の変化や事業成果、活動で感じたメリット・デメリットを率直に語る。応募検討者との個別相談会も実施。
②9月16日(土)~18日(月・祝) おためし地域おこし協力隊
卒業隊員が活躍する現場の視察も
2泊3日で今治市内を巡り、現役の地域おこし協力隊員との交流や、起業した卒業隊員の活動現場を視察。制度の解説や、協力隊着任後のビジョンが描けるワークショップも充実。現地までの往復交通費など一部参加者負担あり。
実施場所/1日目 大三島、2日目 伯方島、3日目 みなと交流センター「はーばりー」
地域おこし協力隊募集中!
林業やスポーツ、アートなど多様な活動
【募集要項】
今治市では、令和6年度の地域おこし協力隊を募集中。活動内容は、市の定めるミッション型(サイクリング開発、吉海B&G海洋センター拠点の健康増進、自伐型林業、美術館関連、村上海賊関連、地域商社での業務、移住定住促進)か、自らテーマを見つけるフリーミッション型のいずれか。
任期/令和6年4月1日から最長3年間。Uターン歓迎
応募締め切り/2023年10月4日(水)、17時15分必着
※募集の詳細はサイト「いまばり暮らし」で確認を
移住フェア&イベント情報は 「いまばり暮らし」で随時更新!(下のリンクをクリック!)
今治市移住・定住・交流ポータルサイト「いまばり暮らし」
今治市の主な移住者支援
- 住もういまばり! 移住者住宅取得事業費補助金(最大50万円+加算あり)
- 住もういまばり! 空き家リフォーム補助金(最大200万円、子育て世帯400万円+加算あり)
- おいで今治! お試し移住滞在事業費補助金(1泊最大5000円)
今治市のお問い合わせ先
地域振興課 ☎0898-36-1514
住所/愛媛県今治市別宮町1-4-1
しまなみ振興課 ☎0897-72-8772
住所/愛媛県今治市伯方町叶浦甲1668-30
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