本土最南端へと伸びる大隅(おおすみ)半島のほぼ中央に位置する鹿児島県の鹿屋市(かのやし)。人口は約10万人で、古くから大隅地域の交通・産業・経済・文化の拠点としての役割を担っています。市の北部には高隈(たかくま)山系が連なり、西部は鹿児島湾(錦江湾、きんこうわん)に面した美しい海岸線が見られ、南部は日本神話に登場する神々の陵墓「神代三山陵(かみよさんりょう)」の1つ吾平山上陵(あいらさんりょう)を有する山林地帯となっています。
鹿屋市の中心地にはスーパーや全国チェーン店、飲食店、ホテルなどが点在していて、生活するうえで不便はありません。中心部から海や山まで車で20分ほどと近く、鹿屋市は「ちょうどいい田舎」で、ほどよい田舎暮らしが楽しめます。写真は、鹿屋市の複合交流施設「リナシティかのや(鹿屋市市民交流センター)」から見たまち並みです。
中心部から少し離れると、山と田んぼが広がる「田舎の風景」を楽しめます。場所によってはスーパーなどが遠く、日常生活を送るうえで不便なところもありますが、自給自足の生活やのどかな田舎暮らしを送れます。写真は、吾平山上陵の奥、姶良川(あいらがわ)の流れに沿って細長い谷あいにある神野地区で、神野のシンボル吾平富士をはじめとした山々と清流に囲まれた美しい風景が広がります。
鹿屋市では、温暖な気候や豊かな自然環境を生かした農畜産業や漁業などの第一次産業が盛んです。なかでも、肉用牛の産出額は全国2位と国内トップクラスです。昨年、鹿児島県が「和牛日本一」に輝いた全国和牛能力共進会においても、本市から多くの牛が出品されています。
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