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田舎暮らしの本 12月号

最新号のご案内

田舎暮らしの本 12月号

11月1日(金)
890円(税込)

© TAKARAJIMASHA,Inc. All Rights Reserved.

3人目出産で乗用車無償貸与も!? 全国のスゴイ 子育て支援 自治体7選

2021年4月号掲載

子育て中の「あったらいいな」を カタチにして、頑張るパパ&ママを 応援するユニークな子育て支援を 行っている自治体をご紹介!

北海道南富良野町

年間通してアウトドアが満喫できる、自然豊かなまち。

0歳から22歳まで医療費を全額助成!

疾病の早期診断、早期治療から健やかな成 長を育むとともに、子育て世代の経済的支 援を目的とした「すこやか子ども医療費」を助成する南富良野町。町内の0歳から満22 歳到達後最初の3月31日までの乳幼児、児童生徒(小中高校生)、学生(大学及び専門 学校生)が対象で、医療費の一部負担金(保険適用外の費用は対象外)を全額助成。保護者が町内に居住し、子どもが高校及び大学進学により町外に転出した場合も対象となり、手厚い。

問い合わせ先/保健福祉課 ☎︎0167-52-2211

 

茨城県つくば市

コロナ禍も学びを止めないシームレスな教育

つくば市では2003年度より、市内在住の小・中学生が学校でも家庭でもインターネットがあれば利用できるeラーニングシステム「つくばチャレンジングスタディ」を提供。学校臨時休校時にも心強い学びの場となった。ほかにもプログラミング学習支援や、市内研究者とオンラインでつながる探究的問題解決型学習サイト「つくばこどもクエスチョンオンライン」を限定開設するなど日本のICT教育、先駆けのまちなのだ。

問い合わせ先/つくば市総合教育研究所☎︎029-867-1080

 

千葉県旭市

2歳未満まで乳幼児紙おむつ購入券支給

子育て家庭の経済的不安を軽減し、安心して子どもを育てられる環境づくりのため、0歳児・1歳児を養育している保護者に月額 3000円分の紙お むつ購入券を支 給する旭市。この 「乳幼児紙おむつ購入券」は旭市独自の子育て支援事業で、市内の指定取り扱い店にて紙おむつを購入する際、代金の一部として利用できる。ほかにも第2子以降の出産祝金支給、第3子以降の保育料・保育所副食費を無料にするなど子育て支援が充実している。

問い合わせ先/子育て支援課 ☎︎0479-62-8012

 

石川県羽咋市 

出産祝金など手厚い経済的支援

羽咋市では子どもが生まれた世帯に対し、第1子10万円、第2子20万円、第3子30万円、第4子40万円、第5子以降は50万円を支給し、令和3年度からは小学校に入学する新1年生に1人あたり3万円を支給している。また「放課後児童クラブ」や子育て相談のできる「羽咋子育てサロン」があり、共働き家庭でも安心。さらに、学力についても全国平均を上回る高い水準を維持している。

問い合わせ先/企画財政課 ☎︎0767-22-7192

 

大阪府池田市

3人目からの赤ちゃん誕生で乗用車無償貸与

子ども・子育てを支援している池田市では、 ダイハツ工業(株)の協力を受け、同社の乗用車「ブーン」、または「トール」の新車を3年間無償貸与する「エンゼル車提供制度」を実施。池田市に、出産時点で6カ月以上居住し、 第3子以降を出産した人が対象となる。ダイ ハツ工業(株)がリース代金、新規登録費用 などを負担し、任意保険料やガソリン代、駐車場代などは使用者の負担となる。

問い合わせ先/総合窓口課☎︎072-754-6243

カーナビ、ドライブレコーダー、ETCなどを装備。

 

兵庫県豊岡市

ママに休日を。うれしい一時保育サービス

豊岡市では、満1歳・満2歳の子どもを在宅 で育てている保護者(保育所・認定こども園 入所児童を除く)を対象に一時保育サービス の利用券を交付する「ママの休日 プレゼント」を行っている。利用期間は満1歳から満3歳の誕生日前日までの2年間。有効期間中1回限り、 市内の保育所と認定こども園で利用可能(要事前申し込み)。7カ月児健康 診査受診時及び転入時に該当するすべての 保護者に交付。頑張るママにうれしいプレゼントだ。

問い合わせ先/こども育成課 ☎︎0796-22-4452

 

島根県雲南市 

保育園、託児所でもない子連れオフィス開所

企業・地域・行政が連携して働くママを応援するため、 子連れで出勤できるユニークな「 子連れオフィス」を開所した雲南市。「 みとや世代間交流施設ほほ笑み 」1階和室を活用」し、ワークスペースとキッズスペース、授乳スペースを完備。今年度は試験運用で来年度に本格稼働予定だが、協定を結ぶ。 「㈱ライフルファム(FaM LIFULL )」(東京都)と業務委託契約をしている市内在住の20~ 30代のママ5人がすで に働くなど好調な滑り出しだ。 

問い合わせ先/うんなん暮らし推進課 ☎︎1014-40-0854

母親が安心して働き、 挑戦できる拠点を提供。

 

※各自治体の制度は2021年4月号掲載時の情報です。

文/西郡幸子 イラスト/関上絵美

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