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世界の強豪4チームが夢の共演!カーリングの聖地・軽井沢で大成功!「ユニクロドリームプロジェクト ジュニアカーリングクリニック」|ここから次世代の金メダリストが羽ばたく!?【長野県軽井沢町】
執筆者:田舎暮らしの本編集部
観光地で有名な長野県軽井沢町。実は数多くのトップ選手が戦いを繰り広げた“カーリングの聖地”としても世界から注目を集めていることをご存じでしょうか? 1998年に開催された長野オリンピックでカーリング競技が軽井沢で開催されて以来、軽井沢では数多くの大会が開催され、世界で活躍する多くのカーリング選手たちが熱い戦いを繰り広げています。
そんな軽井沢で先日(2023年12月1日~3日の3日間)、「軽井沢国際カーリング選手権大会」が開催されました。また、大会だけでなく前日(2023年11月30日)には、大会の開催場所である軽井沢アイスパークで地元の次世代カーラーを対象とした「ユニクロドリームプロジェクト ジュニアカーリングクリニック」を実施。今回は、未来のカーリング界を担う地元の子どもたちの笑顔が弾けた、このイベントの様子をお届けします。
「ユニクロドリームプロジェクト ジュニアカーリングクリニック」参加者・スタッフの集合写真。
ユニクロドリームプロジェクト ジュニアカーリングクリニックが大成功!
このイベントは、ユニクロがスウェーデンカーリング協会とオフィシャルサプライヤー契約を締結したことを受け、未来のアスリートを応援することを目的に、さまざまな競技で実施する次世代育成プログラム「UNIQLO Next Generation Development Program」の一環として行われました。
Team Edin(チーム エディン)/スウェーデン
カーリングでは、チーム名に“主将を務める選手の苗字を付ける”ことが一般的で、スウェーデンの男子チーム「Team Edin」はスキップのニクラス・エディン選手に由来します。ほかのメンバーは、オスカー・エリクソン選手(サード)、ラスムス・ヴラノー選手(セカンド)、クリストフェル・スングレン選手(リード)、ダニエル・マグヌソン選手(リザーブ)の4名。オリンピック冬季競技大会にて、3大会連続でメダルを獲得中(2014年ソチ・銅、2018年平昌・銀、2022年北京・金)の世界トップクラスのカーリングチームです。
■ユニクロとスウェーデン代表チームとのパートナーシップ
https://www.uniqlo.com/jp/ja/contents/feature/ambassador/team-sweden/
今回はなんと大会前日にもかかわらず、2022年北京オリンピックで金メダルを獲得したTeam Edin(スウェーデン・男子)をはじめ、Team Gushue(カナダ・男子)、Team Jones(カナダ・女子)、Team Lawes(カナダ・女子)の世界トップクラスの強豪チームが講師として登場。地元・軽井沢の小学校3年生~高校3年生までの次世代カーラー35名が生徒として参加しました。
イベントは講師陣によるデモンストレーションからスタート。Team Edinや、オリンピックで2度金メダルを獲得したケイトリン・ローズ選手がスキップを務めるTeam Lawesという憧れの存在が目の前に現れると、子どもたちは早速目を輝かせながらも緊張気味の様子。
強豪4チームが、敵のストーンを2つ同時にアウトさせるショット「ダブルテイクアウト」と、ハウスの真ん中に入れる「ドロー」を披露すると、目の前で繰り広げらる世界トップチームのショットに、子どもたちは釘付けに。ショットが決まる度に、会場は拍手で包まれました。
憧れの選手たちが目の前に現れレッスンスタート!
レッスンが始まると選手たちは、緊張気味の生徒に対して自ら手をとって自分の感覚を伝えたり、ナイスショットに対して、ハイタッチを求めたりと、積極的にコミュニケーションを取りながら指導を行います。
Team Edinの選手(左_ニクラス・エディン選手、右_オスカー・エリクソン選手)など、世界のトッププレーヤーが熱心に指導してくれる豪華イベントに、子どもたちは少々緊張気味でしたが……。
最初はガチガチだった子どもたちも、選手たちの熱心な指導を受けるうちに、だんだんと緊張がほぐれ、「この瞬間を逃さない!」ほどの勢いで、選手に日頃の疑問点を積極的に質問したりと、熱心にレッスンに取り組みます。会場全体にカーリングならではの「ヤー!(ヤップ)」などの掛け声が響き渡る場面も。
真剣にレッスンに取り組む子どもたち。
レッスンを受けた子どもたちは、「憧れるだけではなくて、超える存在になりたいと思った(小学4年生)」 、「スウィープのときの体重のかけ方や、細かな足の動かし方など、初めて知ることも多く有意義な時間だった。将来活躍できるような選手になるのが夢(中学3年生)」などと、世界のトップアスリートの指導を受けられた喜びと今後への意欲を見せていました。
イベント最後はお待ちかねの質問コーナー!
レッスンが終了し、イベントを締めくくる世界トッププレイヤーへの質問コーナーに。司会から、「おぉ! たくさん手が上がるね!」と感心の声が洩れるほど、子どもたちは積極的に挙手します。
「どうしたら、Team Edinのように強くなって、オリンピックで金メダルを取れますか?」の質問に、Team Edinのニクラス・エディン選手は、「君は、僕が君のような年齢だったときよりも格段に上手いから、これからも楽しんで続けていってね!」と応援の言葉を送りました。
また、ニクラス・エディン選手の大ファンだという小学四年生の子どもからは、質問ではなく、英語で愛を伝える場面も見られました。
レッスンを通して交流を深めたTeam Edinの選手と子どもたち。
北京オリンピック金メダリストも今回のイベントに大満足!
Team Edinのスキップ、ニクラス・エディン選手は、「若いうちからトップ選手との交流を持てるのは素晴らしいことだと思うし、僕自身、1998年開催の長野オリンピックで、スウェーデン女子が3位になった姿を見たことがカーリングを始めたきっかけでもあったので、次世代カーラーたちとの交流は、とってもいい刺激になりました。今回参加してくれた子どもたちにも、こういったクリニックや世界のトップ選手がプレーする姿を見て、刺激を感じてもらったり、夢をもってもらえたら嬉しいな、と思います」と笑顔を見せました。
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