東京都内で7店舗を展開し、今年で創業100周年を迎える、老舗スーパーマーケット「三浦屋」をご存じでしょうか? 「三浦屋」では、100年という時間で培った仕入れ力とバイヤーの目利き力を駆使し、日本各地に根付くユニークな食品を厳選していて、「今まで見たこともない食材が並んでいる!!」とコアなファンから根強い支持を得ているんです。
最近では日本各地の仕入れ商品に限らず、三浦屋のPB商品(プライベートブランド商品)も店頭に多く並んでいます。そのこだわり抜かれた商品の数々を求めて、遠方から買いに来る人もいるほどの人気なんです!
今回は、その人気を集めている三浦屋の大人気PB商品とバイヤーが厳選したオススメ商品を、担当者からのこだわりポイントと一緒にご紹介します!
大正13年、東京・吉祥寺に創業した「三浦屋」。創業100周年記念企画として、お客さまに感謝の気持ちを伝えるキャンペーンやイベント、三浦屋独自のPB商品を発信中。
圧倒的な目利きを生かした仕入れ力と、素材や製法にこだわったPB商品
1924年に吉祥寺で煮豆屋としてスタートした「三浦屋」。1953年より70年にわたり、学校や病院、官公庁へ集団給食用食材の提供もしてきた三浦屋は、その歴史から、上質で安心・安全な食材にこだわり続けています。
現在では、“全国の美味しいものが揃う”をコンセプトに、東京都内で7店舗を展開する老舗スーパーマーケットとして、地元に愛される存在になりました。各店舗には、常時約5千~1万種類の商品が並び、それぞれの食材の美味しい時期に合わせて、仕入れる地域や生産者を変えるというこだわりよう。その時、最も美味しい状態でお客さまに提供しているのも人気の一因です。
日本全国の珍しい食材や商品が並ぶ三浦屋では、毎シーズン約500種類の商品数で季節に合わたラインナップを展開。独自のルートや信頼できる問屋を通して、常に美味しいを求めて商品を仕入れています。毎年合計50回ほど現地へ足を運ぶバイヤーがおり、契約農家や各地の漁港などと直接取引も実施しています。
また、三浦屋オリジナルで作られるPB商品は、素材や製法にこだわり何度も試作を重ね、野菜の旨みが感じられる「ドレッシング」や、気候・地形・土壌・水、すべてに恵まれた土地で作られた「純米酒」など、数多くの商品を開発し、ラインナップしています。
三浦屋おすすめ:PB商品
■おすすめ①:最高金賞受賞の純米酒! 人気の酒蔵『神戸酒心館』とのコラボ商品
「福寿 × 三浦屋 100周年記念ラベル 純米酒/神戸酒心館」
三浦屋担当者の【こだわりポイント!】
「福寿の酒蔵『神戸酒心館』のある神戸・六甲の麓は、美味しい酒造りに必要な気候・地形・土壌・水、すべてに恵まれた豊かな土地です。六甲ならではの恵まれた原材料に麹を加え、受け継がれた技で丹念に磨きをかける。そんな福寿の味に惚れ込み、今回三浦屋の100周年を記念して、神戸酒心館とのコラボが実現し、オリジナルラベルの純米酒を販売することになりました」
お酒の種類も豊富な三浦屋では、日本酒のオリジナル商品も展開中。普段の晩酌に最適な飽きのこない日本酒です。
インターナショナル・サケ・チャレンジ純米酒部門で最高金賞受賞の純米酒。洗練され、フレッシュでみずみずしい香りと繊細でソフトなアタックとクリーンでなめらかな後口が特徴です。スッキリとした切れ味に加え、たっぷりのミネラル感があるため、旨みのある料理との相性も抜群。冷酒やぬるめの燗が最適です。冷酒は15°C前後、冷やは20°C前後、燗酒は35°C~40°Cがおすすめ!
「福寿 × 三浦屋 100周年記念ラベル 純米酒/神戸酒心館」(720mL ¥1,848)
■おすすめ②:年間販売数5,000本! 1年以上開発を重ねた絶品ドレッシング
「何度でもかけたくなるビストロ秘伝のドレッシング」
三浦屋担当者の【こだわりポイント!】
「三浦屋のドレッシングは、素材と製法にこだわっています。お野菜がもっと美味しくなるように試作を重ね、ついに完成した三浦屋秘伝のドレッシングは、かけるだけでサラダの美味しさがアップします。何回でもかけたくなる味わいに仕上げ、『何度でもかけたくなるビストロ秘伝のドレッシング』と、そのままのネーミングにしました。年間5,000本の販売数を誇る、三浦屋のなかでもお客様に特に人気の商品です」
クリーミーな味わいのドレッシングは、『野菜が永遠に食べられる』などの声が上がるほど人気を集めています。
玉ねぎ・セロリ・にんにくなどの野菜の旨みを豊富に感じられ、アンチョビとローストアーモンドの入ったクリーミーな味わいに仕上げている大人気商品。隠し味には卵黄が入っているのでマイルドな口当たりです。野菜はもちろん、納豆ご飯や冷製パスタにかけても美味しい!
「何度でもかけたくなるビストロ秘伝のドレッシング」のほかにも、「何度でもかけたくなるリストランテ秘伝のドレッシング」や「野菜が美味しくなる農園風ドレッシング」もあり、そちらもリピーターが多い人気商品です。
「何度でもかけたくなるビストロ秘伝のドレッシング」「何度でもかけたくなるリストランテ秘伝のドレッシング」「野菜が美味しくなる農園風ドレッシング」(各¥810)
■おすすめ③:最高クラスのブランド米! 米づくりに最良な地域で丁寧に生産!
「出雲の国三處郷 仁多米こしひかり/5kg」
三浦屋担当者の【こだわりポイント!】
「仁多米(にたまい)は、東の魚沼・西の仁多といわれ、知る人ぞ知る高品質なブランド米として流通しています。今回、“仁多米の中の仁多米”を探した結果、出雲国風土記に編纂されている内容に「オオクニヌシノミコト」が良質なお米が穫れると言ったとされる地域があることがわかりました。その地域は、『三處郷(みところごう)』という土壌・水が最良の地域でした。1300年前から最上のお米が穫れるとされてきたこの地域こそ“仁多米の中の仁多米”だとして三浦屋ブランドとして販売することになりました。お米はホロッとほぐれ、料理や炊き込みご飯と相性抜群でお客様からも人気を集めています」
米の名産地、仁多で作られるこしひかりは、その甘味や食感が好評を集めています。
神話の郷島根県のなかでも有数の米どころ・仁多郡三處郷の大自然のなかで丹精込めて作られる極上のこしひかり。標高400メートル付近で栽培され、田んぼに引かれる水は真夏でも水道水より冷たく、稲を元気に育てています。冷めても甘味・食感・風味がしっかりある最高クラスのこしひかりで、しっかりとした味のあるお米です。上品な香りで、ワンランク上の和食を楽しむことができます!
「出雲の国三處郷 仁多米こしひかり/5kg」(¥4,050)
三浦屋バイヤー厳選:売れ筋おすすめ商品2選
■おすすめ④:三浦屋と伊勢丹新宿店でしか買えないプレミアムなおかき!? 噛めば噛むほどに際立つもち米の風味が◎
「マヨネーズおかき/加藤製菓」
バイヤーからの【おすすめコメント】
「やわらかい食感の米菓が多いなか、加藤製菓は“噛む文化”にこだわり、しっかりとした食感のおかきを製造。厳選したもち米のみで作られた極上の食感が美味しさの秘密のひとつになっています。また、素材の味を活かしながらも深い味わいが楽しめる、綿の実から採れた上品な風味と安定性を誇るプレミアムオイル『綿実サラダ油』を使用。米菓は揚げずに“かける”ノンフライ製法で製造しているため、揚げた米菓よりカロリーも控えめです。オンラインショップを除き、都内でも三浦屋と伊勢丹新宿店でしか販売されていないプレミアムなおかきとなっております」
素材に使われているもち米「こがねもち」は生の切り餅にも使われるくらい食味の良い品種ですが、米菓の原料に使うには割れやすく扱いが難しい素材。これをあえて使うことで独特の硬い食感が生まれ、他にはあまりない持ち味となっています。
新潟県産のもち米『こがねもち』『わたぼうし』の2種類を絶妙な配合でブレンド。丁寧に製造した焼き立て熱々の生地に、特製マヨネーズをたっぷりとかけて、カリッカリの食感に仕上げた絶品のおかき。スーパーでは、三浦屋を含むごく一部のお店だけで買えるプレミアムな逸品。
「マヨネーズおかき/加藤製菓」(¥465)
■おすすめ⑤:米沢牛が常時買えるスーパーは都内で三浦屋だけ! 肉の仕入れにも定評のある三浦屋!
〜山形県の誇る“希少な米沢牛”を常時販売!〜
【バイヤーからのコメント】
「精肉専門店や百貨店以外では見かけることも少ない希少な米沢牛は、都内スーパーで常時取り扱っているのは三浦屋のみなんです! 山々に囲まれた自然豊かな山形県置賜(おきたま)地方で長い時間をかけて大切に育てられることで、肉全体に旨みが浸透し、きめ細やかな霜降りができあがります」
三浦屋では各部門に専属バイヤーを配置し、これまで5千万種類の商品を発掘。なかでもお肉の目利きは抜群で、いい肉を食べたいときにはぜひ一度三浦屋へ、品揃えを確認しに行ってみては?
三浦屋では、供給量が非常に少なく、“幻の牛”とも呼ばれる山形県が誇る伝統のブランド牛「米沢牛」を全店舗で常時販売。
東京ローカルスーパー・三浦屋の魅力をお伝えしました。三浦屋の近くに用事があった際は、ぜひ足を運んでみてください。食卓を楽しくしてくれる新たな発見が、あなたを待ち受けています!
【三浦屋|MIURAYA】
コピス吉祥寺店、松庵店、武蔵小金井店、飯田橋ラムラ店、国立店、東伏見店、グルメ エミオ武蔵関店の7店舗で展開中。
三浦屋ホームページ:https://miuraya.com/
公式Instagram:@miurayakichjoji
公式X(旧Twitter):@MiurayaKJJ
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田舎暮らしの本編集部
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