鹿児島県肝付町(きもつきちょう)は、約50㎞の美しい海岸線と白い砂浜、そして本土唯一のロケットの発射場「JAXA内之浦宇宙空間観測所」があることから『東洋のフロリダ』と称されています。昭和45年に日本初の人工衛星「おおすみ」の打ち上げに成功したのも、平成15年に小惑星探索機「はやぶさ」が打ち上げられたのも肝付町でした。また、農業・畜産業・漁業等の第一次産業が盛んで、食の宝庫でもあります。特に、南国の気候を活かした柑橘類の栽培が盛んです。この地域にしか栽培されていない「辺塚(へつか)だいだい」は、貴重な香酸柑橘類1種としてGI地理的保護制度にも登録されています。その他、マンゴー、パッションフルーツ・ミカン、ポンカン、金柑、バナナなどが多数栽培されています。
ロケットのまちとして知られる肝付町は未来へのロマンが溢れるまちです。JAXA内之浦宇宙空間観測所では、これまで400基以上のロケットと、30基以上の人口衛星・探査機が打ち上げられてきました。併設する宇宙科学資料館にはロケットや科学衛星のモデルが展示されており、多くの観光客が訪れます。
青い海と白い砂浜が約3㎞にわたってつづく内之浦海岸(うちのうらかいがん)。美しいばかりでなくキス釣りの聖地でもあり、磯釣り1級ポイントとして釣り人が後を絶たちません。
毎年初夏に、ウミガメが自然産卵に訪れる岸良海岸(きしらかいがん)では、地元の小中学校でウミガメの保護および観察を行っており、学校で孵化したウミガメを海に帰す取り組みが行われています。
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