芸歴10年・けせんぬまペイ!
けせんぬまペイ!さんは、群馬県出身。高校を卒業した後、東京の調理師専門学校に入学。そこで2年間様々な料理を学び、卒業と同時に調理師免許を取得します。卒業後は、六本木のタイ料理屋で料理の修業をし、その後、27歳で吉本興業のお笑い芸人養成所・NSCの門を叩いて、芸人の道へと進むことになります。劇場デビューは2013年。当時は「ペイオンザディッシュ」という芸名で活動していました。
Q:なぜ、住みます芸人をやってみようと思ったのですか?
「2011年に起きた東日本大震災の翌年、気仙沼市の隣町である宮城県南三陸町(みなみさんりくちょう)に災害ボランティアとして参加したのがきっかけでして、いつか東北に貢献できる仕事ができればと思っているところに2022年気仙沼住みます芸人の話をいただき、その場で行くことを決めました」(けせんぬまペイ!さん)
着任を機に、現在の「けせんぬまペイ!」に改名。心機一転、気仙沼住みます芸人として、気仙沼を中心に活動をスタートしました。
「『フカカツ(復活)気仙沼プロジェクト』がスタートし、気仙沼市で水産業と観光業を展開する阿部長商店で、気仙沼の海産物を使用した新商品開発とPR業務を担っております!」(けせんぬまペイ!さん。以下、略)
「フカカツ(復活)気仙沼プロジェクト」とは、気仙沼市、阿部長(あべちょう)商店、吉本興業の3者によるプロジェクト。気仙沼で水揚げされたフカ肉を有効活用した新商品開発や商品販促を実施しています。それをもとに、気仙沼のよりよいPR活動につなげていこうという試みです。阿部長商店は、三陸(気仙沼)で水産事業と観光事業を営む地元の有名企業で、強力なタッグといえるでしょう。
「活用されていないフカ肉(サメ肉)を使ったフードを日々開発しております!」
気仙沼は、日本有数の“フカヒレの産地”として全国に知られており、国内で水揚げされるサメの約90%が気仙沼港という圧倒的なシェアがあります。しかし、フカ肉(サメ肉)は、ニオイが気になるなどのマイナスイメージがついてしまっており、淡泊で上品な味わいで、タンパク質をはじめ鉄分・DHAなどの豊富な栄養を備える食材でありながら、一般にはその良さがなかなか伝わっていません。
そこで、気仙沼住みます芸人のけせんぬまペイ!さんは、ヒレ(フカヒレ)に比べて有効活用されていないフカ肉の市場拡大を目指して商品の開発に着手したということです。
Q:開発したプロテインバーの特徴を教えてください
「『FISH PROTEIN BAR meZAme -メザメ-』は、宮城県気仙沼で水揚げされたモウカザメの肉を阿部長商店独自の製法で臭みを抑え、ソフトでしっとりとした食感に仕上げています。『塩こうじ』が味のベースとなり、魚の旨みを感じられるシンプルで食べやすい商品です。『プレーン』と『ブラックペッパー』の2 種類を取り揃えました。そのまま食べるのはもちろん、野菜やチーズなどと合わせてサラダとしてもお楽しみいただけます。
サメ肉は低カロリー、高タンパクで、不飽和脂肪酸(必須脂肪酸)であるDHA・EPAを多く含んでおり、さらには鉄分・コラーゲンなどの栄養価が高い魅力ある食材です。
食べることで、筋肉が目覚め、豊富な鉄分が血液に酸素を送る原動力になる。つまり、体のパワーが『目覚める』という意味合いも込めて、『FISH PROTEIN BAR meZAme -メザメ-』と名付けました」
「『FISH PROTEIN BAR meZAme-メザメ-』の詳細です。栄養成分表をごらんください。高タンパクなんですよ! さらに、注目してほしいのは、糖質0の部分です!」
開発に携わるスタッフのほか、高タンパク質食を必要とするアスリートの方や大学の体育会学生に試食をしてもらいながら50 回以上の試作改良を重ねた結果、ソフトな食感と食べやすい味わいが特徴的なサメ由来のプロテインバーが仕上がったといいます。
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