広島県北部、中国地方のほぼ中央に位置する三次市(みよしし)。古くから山陰と山陽を結ぶ交通の要衝として栄えた歴史を持ち、現在でも中国自動車道と中国横断自動車道が交差。広島空港や広島駅からは車で約1時間20分と、利便性抜群のまちです。ブドウの栽培が盛んで、地場産ブドウを使ったワインも有名。そんな三次市の、日当たり良好な2階建て物件を紹介します。
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江の川(ごうのかわ)、西城川、馬洗川の3本の川が流れ、市の中心部で合流する珍しい地形をしている三次市。秋から早春にかけてこれらの川から川霧が発生し、早朝に盆地をすっぽりと覆う「霧の海」が観測できる日があります。おすすめのビュースポットは高谷山展望台で、9月末から10月上旬ごろに「霧の海開き」が開催されます。
歴史ある三次市でも、最も古い商店街「みよし本通り商店街」。古い建物には防火壁としてつくられた「卯建(うだつ)」が見られ、石畳と相まってとてもノスタルジックな雰囲気です。江戸時代の三次が舞台の物語「稲生物怪録」ゆかりのスポットを巡るのも楽しそうです。
三次市の夏の風物詩といえば「三次の鵜飼」。約450年の長い歴史があり、広島県の無形民俗文化財にも登録されています。シーズン中には遊覧船で鵜飼の様子を鑑賞することもできます。
江の川でカヌーや水遊びが楽しめるアウトドア施設「江の川カヌー公園さくぎ」。カヌーはインストラクターが丁寧に指導してくれるので、初心者でも安心です。レストランや入浴施設「くまみ湯」があり、コテージやキャンプで宿泊することもできます。
抜群の教育環境! のんびり菜園生活を楽しみたい人にも
三次市の東部に位置する田幸(たこう)地区に立つ物件。この地区には保育所、小・中学校、県立三次青陵高校と、幅広いニーズに対応できる教育環境があります。近くには遺跡や古墳群もあり、文化的環境も豊か。果樹栽培も盛んなエリアです。
縁側の窓は大きく、日当たり良好。静かな環境なので、のんびり田舎暮らしをしたい人にぴったりです。田畑と山林がついているので、春は山菜採りなども楽しめそう。納屋や倉庫、漬物部屋もあります。
【物件データ】
広島県三次市
350万円
土地:154坪・511㎡
延床:54坪・181㎡
改修費補助:最大100万円
菜園:あり
●5DK●宅地、山林、田、畑、原野●平坦地●都市計画区域外●築40年●簡易水洗トイレ●中国自動車道三次ICより車で約12分●自然豊かで教育環境も整っていることで人気の田幸地区に立つ家。納屋と車庫兼倉庫、4台分の駐車スペースあり。田畑、原野、5684㎡の山林付き。保育所と小学校へ約300m、中学校へ約1.7㎞。スーパーへ車で約4分。
●問い合わせ先:三次市定住対策・暮らし支援課 ☎0824-62-6129
玄関の並びには、日当たり良好な広縁が。洗濯物もよく乾きそうですね。
床の間のある和室。1階には8帖間が1室と6帖間が2室あります。いずれも和室です。
ダイニングキッチン。作業スペースが広くて使い勝手がよさそうです。掃き出し窓も開放感があっていいですね。
バスタブは少しこぢんまりとしていますが、水道費や燃料費が節約できていいかも。
トイレは簡易水洗ですが、きれいな状態です。
2階には和室が2室あります。窓からは田園風景が見えるのもいいですね。
敷地内には納屋があるので、収納にも困りません。
【広島県 三次市の魅力】
カヌーや雲海、桜など、季節の楽しみに溢れたまち
里山に囲まれた豊かな自然環境がある三次市。市内中心部には大型商業施設のほか、地域に根ざした商店などもあり、車があれば買い物にも困りません。また、高速バスやJR芸備線で広島市へのアクセスも良好です。空き家バンクや就職のほか、子育て支援にも力を入れており、妊娠から子育て期までのサポートを行う「ネウボラみよし」を開設。切れ目のない子育て支援をしています。カヌーや鵜飼観覧、桜、雲海、紅葉、温泉など、市内でさまざまなレジャーが楽しめます。
【三次唐麺焼(みよしからめんやき)】
三次市に本社がある「毛利醸造社」が製造する一般販売されていないお好み焼きソース「カープソース辛口」と、三次市で古くから創業されている江草製麺の「唐麺」を組み合わせた広島風お好み焼。市内外の加盟店で食べることができます。
【わに料理】
三次市で「わに」とはサメのこと。三次市など広島県北部の山間部では、昔から、一般的な魚より傷みにくいサメを刺し身にして、正月などお祝いの席で食べる風習があったそうです。
【TOMOÉワイン】
ブドウの名産地である三次盆地発祥の「広島三次ワイナリー」。TOMOÉは、三次の気候や風土を大切に、地元のブドウ100%で醸造したこだわりのシリーズです。
【三次もののけミュージアム】
三次市は江戸時代に描かれた妖怪物語「稲生物怪録(いのうもののけろく)」の舞台となったまち。三次もののけミュージアムは、日本屈指の妖怪コレクター・湯本豪一氏から膨大なコレクションの寄贈を受けてオープンしたミュージアムです。
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