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田舎暮らしの本 10月号

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田舎暮らしの本 10月号

9月3日(火)
890円(税込)

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PR愛媛県今治市

移住者数が3年で3倍に! ずっと住み続けたいまち【愛媛県今治市】本誌ランキング2年連続 全4部門1位!

執筆者:

愛媛県今治市

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将来的にライフステージが変わっても、移住したこのまちで暮らしたい。そう思えるには、単身者や子育て世帯、シニアなど全世代が暮らしやすいことが必要だろう。愛媛県今治市は、その条件を満たした稀有な田舎だ。

掲載:2024年10月号

今治市ってこんなところ!

 人口約15万人、愛媛県では松山市に次ぐ規模の都市。JR今治駅まで松山空港からリムジンバスで86分。風光明媚な島しょ部を結ぶ西瀬戸自動車道(瀬戸内しまなみ海道)はサイクリストの聖地としても有名。海運・造船やタオル製造、柑橘農業、観光業などの産業も盛ん。

地域コミュニティに守られ3世代で移住を楽しむ


理絵さんと夫の茂樹さんが営む古民家の宿「オオミシマスペース」にて。改修の際には、障子の細やかな張り替えなどで悦郎さんも手腕を振るった。徳見悦郎さん(72歳)、周子さん(70歳)、増田茂樹さん(40歳)、理絵さん(45歳)、真海子ちゃん(5歳)。

 

 かつて瀬戸内海を護った村上海賊の息づかいが残る今治市。現在は日本一の海事都市となり、周辺産業やタオル製造も盛んだ。海や山などの大自然と便利さが共存するため、就職や起業、就農、子育て、シニアライフの充実など、多様な移住生活をかなえる要素が揃っている。さらにその実現のために、行政が全力で制度やサービスを充実させている点も心強い。今治市は、本誌「住みたい田舎ベストランキング」にて人口10万人以上20万人未満の市のカテゴリで、総合部門、若者世代・単身者部門、子育て世代部門、シニア世代部門の2年連続4冠を獲得した(※)

 市内でも人気の移住エリア、地域コミュニティに守られ3世代で移住を楽しむ大三島(おおみしま)で颯爽とキャンピングカーを乗りこなすシニア夫婦に出会った。2018年に茨城県から移住した徳見悦郎さん(72歳)と周子(かねこ)さん(70歳)だ。

 定年後は自然の中で暮らしたかった2人は、すでに大三島に移住していた娘の理絵さん家族のもとに合流することに。しかし最初は医療面で心配もあった。

 「なので、まずは隣県の都市部に移住しました。でも地域の人との交流がなく、いい病院の口コミ情報に出合えませんでした」

 その後、大三島に移り住んでから悦郎さんに病気が発覚。病院選びに困っていると、周子さんが通う温泉「多々羅しまなみドーム」の地元常連客や、悦郎さんが参加していたグランドゴルフの仲間たちが、市内の医療情報を事細かに教えてくれた。

 「最新医療が受けられる自分に合った病院が見つかり、手術に踏み切りました。任せてよかった」と悦郎さんがほほ笑む。周子さんも「大三島は地域コミュニティが確立していて移住者にも優しい」とうなずいた。

 今治には、お遍路さんをもてなすお接待文化が根付いている。こういった地域住民の温かさも、まちの魅力となっている。

(※)2024年版:人口10万人以上20万人未満の市、2023年版:人口10万人以上20万人未満のまちカテゴリでの受賞

娘夫婦の家から車で10分以内の市営住宅に住む。「孫の世話をすることで共働きである娘の助けにもなれば」と周子さん/愛媛県今治市
娘夫婦の家から車で10分以内の市営住宅に住む。「孫の世話をすることで共働きである娘の助けにもなれば」と周子さん。

畑ではカボチャやミニトマトを栽培中/愛媛県今治市
畑ではカボチャやミニトマトを栽培中。野良仕事は退院後のいいリハビリにもなるとか。朝夕は犬と海沿いを散歩する。

 

「今治市移住定住シンポジウム」が7月に開催されました!

移住者や専門家、市長を交えて白熱トーク

 7月15日、イオンモール今治新都市にて「今治市合併20周年記念事業今治市移住定住シンポジウム」が開催された。テーマは「弱みを『魅力』に変える!」。住まいや仕事、教育、移動手段などの地域課題を魅力やチャンスとしてとらえていくには、どう視点を変えればよいか。徳永繁樹市長や本誌編集長の柳順一をはじめ、各業界で活躍する移住者など7人のパネリストが、今治愛あふれる議論を繰り広げた。

弱みを魅力に! 今治市の魅力はここ!

  • 独自の文化や自然に囲まれた暮らし
  • 島しょ部では、架橋による交通の安心感がある
  • 空き家活用の可能性も広がる

「今治市移住定住シンポジウム」の様子/愛媛県今治市
壇上右から、徳永市長、本誌編集長・柳、移住者で地方創生プロデューサーのジェームス・アキヤマさん、市出身のアニメーション作家、矢野ほなみさん、移住者でPRや企画・広報の分野で起業した小林太さん・友紀さん、ファシリテーターで「えひめ暮らしネットワーク」代表の板垣義男さん。

「今治市移住定住シンポジウム」の様子/愛媛県今治市
多少の生活の不便さは、人として大切な「生きる力」を醸成するという意見も。

 

パネリストからヒトコト! 小林祐太さん&友紀さん夫妻

人見知りだった息子が社交的に!

 広い古民家を改修した住まいは、近所には山もあり、子どもが走り回ったり木登りできる遊び場が徒歩ゼロ秒のところにあります。昆虫に詳しいご近所さんがカブトムシのいる場所に連れていってくれたりして、都会で人見知りだった息子も社交的になりました。いい意味でのお節介があり、見守ってくれる目が増えたと感じています。

小林祐太さん&友紀さんファミリー/愛媛県今治市
次男のキックボードはお隣さんからのプレゼント。子ども部屋にはボルダリングができる壁も!

 

今治市NEWS

おいで今治!もどろう今治!
お試し移住滞在 サポート事業費補助金

愛媛県外に住み今治市に移住相談した人を対象に、本人と同行者1人(本人と同一世帯)についてお試し滞在費(1泊2食付きの宿泊費)を補助。1人1泊最大5000円、最長6泊分(条件あり)。Uターン者も対象。まずは地域振興課か、しまなみ振興課に問い合わせを(問い合わせ先は下記参照)。

 

日本子育て支援大賞 2024受賞!

一般社団法人日本子育て支援協会が選考する「第5回日本子育て支援大賞2024(自治体部門)」を今治市が受賞。妊娠期から18歳までの子育て世帯をワンストップで支える「今治版ネウボラ」など、精力的な子育て支援策が評価された。

 

今治市のお問い合わせ先

地域振興課  ☎0898-36-1514
住所/愛媛県今治市別宮町1-4-1

しまなみ振興課  ☎0897-72-8772
住所/愛媛県今治市伯方町叶浦甲1668-30

■今治市移住・定住・交流ポータルサイト「いまばり暮らし」
https://iju-imabari.jp/

■移住定住のPR動画も公開中! 「今治時間で、生きていく。」
https://www.youtube.com/watch?v=eb2PyQ4iZXA

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  • 「今治市移住定住シンポジウム」の様子/愛媛県今治市
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田舎暮らしの本編集部

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