掲載:2024年10月号
秋風にそよぐ中之条の黄金色の棚田
コスモスの花が豊穣の喜びに色を添える
日本の原風景が残る趣のある集落が点在し、田畑が美しい景観を織りなす群馬県中之条町。
9月、太陽の光を浴びて輝く稲穂は収穫の時期を迎える。
豊かな自然を背景に、稲刈りや稲を干す作業など、実りに感謝して働く人びとの姿が魅力的だ。
コスモスの花は田園を彩り、豊穣の季節がいっそう美しくなる。
中之条町では2年に1度、9月に国際現代芸術祭「中之条ビエンナーレ」を開催しており、文化の発信地としても注目されている。
次回は2025年に開催予定だ。
文・写真/佐藤尚
さとう・たかし●風景写真家。1963年、福井県生まれ。少年期を南米・ペルーで過ごす。47都道府県の農村や自然などを対象に撮影を続ける。 http://www.satophoto.net
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