いよいよ到来する紅葉シーズンにさきがけ、本記事では田舎暮らしの本編集部が選んだオススメの紅葉イベントを紹介! 今回は、夜にライトアップされた紅葉が見られる特別なイベントを3つ厳選しました。今年の秋夜は、いつもとは一味違う幻想的な雰囲気を堪能してみてはいかがでしょうか?
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暗闇に浮かぶ紅葉で秋夜を特別なひとときに。
平安時代から始まった日本の伝統文化「紅葉狩り」。日本各地には紅葉の名所が数多く点在しており、標高や気候によって色付きが変わり、唯一無二の美しい景観を作り出します。
気になる今年のベストシーズンですが、日本気象株式会社によると、
・北日本――山間部では10月上旬から11月中旬にかけて、平野部では10月下旬から11月下旬にかけて
・東日本――山間部では10月下旬から12月上旬にかけて、平野部では11月下旬から12月中旬にかけて
・西日本――山間部では11月上旬から12月上旬にかけて、平野部では11月下旬から12月中旬にかけて
に見頃を迎えると予想されています。
そこで今回は、夜間に紅葉がライトアップされる特別なイベントをピックアップし紹介します。昼間の温かな雰囲気とはがらりと変わり、暗闇に浮かぶ優雅な紅葉はまさに現実離れした美しさ。今年は一段と違う秋夜の雰囲気を楽しんでみませんか?
初開催! 小野小町ゆかりの寺「隨心院」で色とりどりの和傘とともに紅葉を。
京都府京都市山科区にある「真言宗大本山 隨心院」は、日本の美人の代名詞といわれる小野小町が晩年を過ごした地として知られる寺院で、秋が深まる季節になると紅葉が赤や橙に彩ります。
通常時でもその美しい景観を十分に楽しむことができるのですが、今年はなんと11月1日(金)~12月1日(日)までの間、『和傘の光彩展』が初開催されることが決定しました! これは、境内の「能の間」に色とりどりの和傘を使って装飾を施したイベントで、紅葉と見事に調和した色鮮やかな景色を堪能できます。
さらに今回オススメしたいのが、11月22日(金)から行われる「秋の夜間特別拝観」。いつもは見ることのできない夜の寺院に紅葉がライトアップされ、幻想的な光景を作り出します。和傘が放つ柔らかな光と慶長年間以降に建築された趣のある建物が織りなす光と影のコントラストは、四季の移ろいを感じさせることでしょう。昼間から夜にかけて、異なる表情を見せる紅葉と和傘の美しさをぜひ。
こちらの寺院は比較的人が少なく、静寂な雰囲気があるため、ゆっくりと紅葉を味わいたいという方にはオススメです。
□『和傘の光彩展』【第一弾】
◆期間:令和6年11月1日(金)~12月1日(日)
◆時間:9:00~16:00(閉門16:30)
◆拝観料:大人1,000円 中高生500円
※保護者同伴につき、小学生以下のお子様一名の拝観料は頂戴しておりません。
※同時開催の『秋季非公開文化財特別展』もご覧いただけます。
□「秋の夜間特別拝観」【第二弾】
◆期間:令和6年11月22日(金)~12月1日(日)
◆時間:18:00~20:00(閉門20:30)
◆拝観料:700円 中学生400円
所在地:〒607-8257 京都市山科区小野御霊町35
アクセス:
・ 京都市営地下鉄 東西線
「 小野駅」より徒歩5分
「 烏丸御池駅」から「小野駅」電車で18分
・ JR「京都駅」から電車で25分
※駐車場には限りがございます。 開催期間中は混雑が予想されますので、公共交通機関をご利用ください。
TEL:075-571-0025
公式サイト:https://www.zuishinin.or.jp/
↓↓次のページは、「宮城県松島離宮」で行われるイベントを紹介します↓↓
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