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田舎暮らしの本 12月号

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田舎暮らしの本 12月号

11月1日(金)
890円(税込)

© TAKARAJIMASHA,Inc. All Rights Reserved.

無変化を喜ぶ/自給自足を夢見て脱サラ農家37年(60)【千葉県八街市】

長年やっている洗濯だが、洗濯ばさみというものを一度も使ったことがない。風で落ちたらはたけばいいのさ・・・この楽観はほめるべきか、ダメな奴と言うべきか。

長年やっている洗濯だが、洗濯ばさみというものを一度も使ったことがない。風で落ちたらはたけばいいのさ・・・この楽観はほめるべきか、ダメな奴と言うべきか。

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この記事の画像一覧

  • 公道の下水管まで50メートル。長い間には詰まりが生じる。時にはうっかり鍬で叩いて穴を開けてしまう。メンテナンスはひたすらの辛抱である。
  • せっせと泥のしみ込んだビニールを洗う。イヤでもその洗い水が自分の体にもしみ込む。この苦労は経費節減のため、ゴミを増やさないため。
  • ビニールハウスの最頂部は2.5メートル。強風でパイプが歪んだり、接合部が外れたりする。脚立に乗って、ずっと仰向けの作業をすると首が痛くなる。
  • 長年やっている洗濯だが、洗濯ばさみというものを一度も使ったことがない。風で落ちたらはたけばいいのさ・・・この楽観はほめるべきか、ダメな奴と言うべきか。
  • 会社員時代、朝の満員通勤で巧みに小さく折りたたんでいた朝刊。それを今は片手で珈琲を飲みながらゆったりと読む。
  • 三方をビニールで囲った屋上庭園に朝日が差し込む。たったそれだけで幸福感が募る。
  • 動物による食害が増えたのはここ5年ほどである。野生動物の住宅地への侵入は人口減少と関係があるとの説がある。昔は頻繁に人々が山に入って行った。今はそれがないというのだ。
  • 白菜の苗。我がウエストほどの太さとなる白菜も、発芽から半月、まだかような幼さである。
  • 8月に苗専用の小屋を造った。畳2枚分。鶏の侵入を防ぐためにネットで囲い、夜や強い雨の日には厚手のシートでスッポリ覆う。

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長年やっている洗濯だが、洗濯ばさみというものを一度も使ったことがない。風で落ちたらはたけばいいのさ・・・この楽観はほめるべきか、ダメな奴と言うべきか。