掲載:2024年12月号
雄大な羊蹄山(ようていざん)を背に
紅葉に染まる北の大地を行く函館本線
函館駅から旭川駅まで約423.1kmにも及ぶ函館本線。
函館本線と尻別川(しりべつがわ)を渡る倶知安町のサンモリッツ大橋の上は、鉄道写真の撮影スポットとして人気を集めている。
羊蹄山麓にある倶知安町とスイスのサンモリッツ市は姉妹都市で、橋は友好の象徴だ。
撮影時は、写真の構図を整えてから、ドキドキワクワクしながら列車がやってくるのを待った。
羊蹄山を背景に特急列車が走る姿も魅力的だが、紅葉のなかを走る単車両の持つ独特の雰囲気にも風情がある。
文・写真/佐藤尚
さとう・たかし●風景写真家。1963年、福井県生まれ。少年期を南米・ペルーで過ごす。47都道府県の農村や自然などを対象に撮影を続ける。 http://www.satophoto.net
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