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田舎暮らしの本 2月号

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田舎暮らしの本 2月号

1月4日(土)
990円(税込)

© TAKARAJIMASHA,Inc. All Rights Reserved.

兵庫県丹波篠山市で叶う新しい生活。DIYと手作りライフを楽しむ【地方移住者ストーリーvol.4(兵庫県丹波篠山市)】

執筆者:

都会の喧騒を離れ、美しい自然に囲まれながら、趣味や住まい、大切な人との時間の充実にこだわった田舎暮らしをスタートする人が増えています。本連載では、都会から地方へ移住し、Instagramで移住後の田舎暮らしを発信している方々に、移住のきっかけや移住後のリアルな暮らしについてインタビュー。第4回は、兵庫県神戸市から兵庫県丹波篠山市(たんばささやまし)に移住し、DIYや手作りライフを楽しむ真奈美さんにお話を伺いました。 

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【真奈美さん】

2020年に兵庫県神戸市から兵庫県丹波篠山市に移住。 2024年8月には築100年の古民家をリノベーションした古民家宿「HAKURA」をオープン。 Instasramアカウント(diy_fufu)では、夫婦で快適で豊かな住まいづくりをDIYで実現していく様子を発信しています。 二児のママ。

Instasram diy_fufu
古民家宿「HAKURA」Instagram @hakura_tambasasayama

都心へのアクセスも抜群。自然豊かな「ちょうどいい田舎」兵庫県丹波篠山市 

―― 真奈美さんは、元々兵庫県にはお住まいで、県内で移住されたですよね。 

「はい、元々は兵庫県神戸市に住んでいて、4年前に同じ県内の丹波篠山市に移住してきました。現在は、夫婦と3歳と0歳の子ども2人の家族4人で生活しています」 

――移住先に丹波篠山市を選んだのはどうしてですか。

都心部へのアクセスの良さと、私の実家が近いことが理由です。丹波篠山市は、大阪、神戸、京都へ1時間ちょっとで行けるので、ちょうどいい田舎なんです。将来の子どもの進学を考えたときに、選択肢が多いこともポイントでした」 

―― 確かに子どもの進学を考えたときに、都市部へのアクセスの良さはメリットですね。実際に移住してみて、良かったことは何でしょうか。 

「やはり、自然豊かな環境の中で子育てができることですね。ご近所さんにも恵まれ、野菜のお裾分けをいただいたり、子どもの成長を一緒に喜んでくださる方々に囲まれています。 

あと、安い空き家を購入したことで固定費がぐっと下がって、家計に少しのゆとりが生まれました。そのおかげて色々なことにチャレンジする余裕が生まれて、今は夫婦のライフワークにもなっているDIYにも出会えたんです」

―― 真奈美さんがInstagramで紹介されているDIYのアイデア、いつも参考にさせていただいています! 投稿から、ご家族で生活を楽しまれているのが伝わってきます。逆に移住して想定外だったことや、困ったことはありましたか。 

「大きな点は特にないですが、家が古いので、冬になると寒すぎることですかね。それから、田舎というとゆったりしているイメージがあったのですが、実際には朝早くから畑仕事や草刈りをするなど忙しい一日を送っていることに気がつきました」 

―― 今住んでいる近所のお気に入りの場所を教えてください。 

「近所に自然が豊かな公園があって、気候が良い時はお弁当を持って家族でピクニックをしています。空気の美味しさを感じられるとても気持ちがいい公園で、こんな公園が家のすぐ近くにあるのは恵まれた環境だなと思っています。毎週末のように行っています 

―― 中古物件をリノベーションしたお住まいのこだわりポイントについても教えてください。 

「日当たりのいいリビングです。元々床の間だったところをキッチンにして、家の中でいちばん日当たりのいい部屋をリビングにしました。観葉植物がよく育つのでとても気に入っています」

「所々にアクセントカラーを取り入れています。特に、アンティークブルーがお気に入り。古い家がちょっと明るくなって、気分まで明るくなるんです」 

―― InstagramではさまざまなDIYやライフハックを発信されていますが、そんな真奈美さんのライフスタイルにおけるこだわりはなんでしょうか?

とにかく“手作り”を楽しんでいます。キッチンにはショーケースや小窓をDIYして、大好きなコーヒースペースを作りました。毎日豆を挽いてコーヒーを飲む時間がお気に入りです」

「コーヒー好きが高じて、夫が自分でコーヒー焙煎をするようになりました。家の裏にDIYで小屋を建てて、コーヒー焙煎所として使っています」

「小さなスペースですが、庭でガーデニングも楽しんでいます。ここでご飯を食べたりBBQをするのも楽しみの一つです 

「子どもと一緒にプランターで季節の野菜を育てています。今年の夏は大豊作で、息子も水やりや収穫を楽しみにしていました

―― 最後に、地方移住や田舎暮らしを考えている方へ、メッセージをお願いします!

田舎に移住して、『どんな暮らしがしたいのか』をしっかりイメージすることが大切だと思います。 

ひとくちに田舎と言っても、ポツンと一軒家のような田舎もあれば、都心部へアクセスのいい田舎もあります。新築を建てるのか、古民家に住むのかでも、暮らし方はかなり違ってきます。

 理想の暮らしを具体的にイメージして、それが叶う『田舎』を選ぶといいのかなと感じています」 

写真提供:真奈美さん(@diy_fufu

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  • Instasramアカウント(diy_fufu)では、夫婦で快適で豊かな住まいづくりをDIYで実現していく様子を発信している真奈美さん。
  • 「近所に自然が豊かな公園があって、気候が良い時はお弁当を持って家族でピクニックをしています。空気の美味しさを感じられるとても気持ちがいい公園で、こんな公園が家のすぐ近くにあるのは恵まれた環境だなと思っています。毎週末のように行っています」
  • 「中古物件をリノベーションした住まいのこだわりは日当たりのいいリビングです。元々床の間だったところをキッチンにして、家の中でいちばん日当たりのいい部屋をリビングにしました」
  • 「所々にアクセントカラーを取り入れています。特に、アンティークブルーがお気に入り。古い家がちょっと明るくなって、気分まで明るくなるんです」
  • 「とにかく“手作り”を楽しんでいます。キッチンにはショーケースや小窓をDIYして、大好きなコーヒースペースを作りました。毎日豆を挽いてコーヒーを飲む時間がお気に入りです」
  • 「コーヒー好きが高じて、夫が自分でコーヒー焙煎をするようになりました。家の裏にDIYで小屋を建てて、コーヒー焙煎所として使っています」
  • 「小さなスペースですが、庭でガーデニングも楽しんでいます。ここでご飯を食べたり、BBQをするのも楽しみの一つです」
  • 「子どもと一緒にプランターで季節の野菜を育てています。今年の夏は大豊作で、息子も水やりや収穫を楽しみにしていました」

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この記事を書いた人

田舎暮らしの本編集部

田舎暮らしの本編集部

日本で唯一の田舎暮らし月刊誌『田舎暮らしの本』。新鮮な情報と長年培ったノウハウ、田舎で暮らす楽しさ、心豊かなスローライフに必要な価値あるものを厳選し、多角的にお届けしています!

Twitter:@inakagurashiweb

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