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田舎暮らしの本 2月号

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田舎暮らしの本 2月号

1月5日(月)
990円(税込)

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【2026年最新】農園+宿泊コテージをレンタルしてプチ田舎暮らしを実現!「クラインガルテン」で菜園生活を楽しもう【兵庫県淡路市|淡路クラインガルテン野田尾】

気軽に滞在しながら菜園生活を満喫し、田舎暮らしの体験もできるクラインガルテン。地域によって休耕期を迎える冬場は、2026年春からのシーズンに向けて新規利用者の募集が集中します。興味があるなら今のタイミングがチャンス! 今年5月に新規区画がオープンする兵庫県淡路市の「淡路クラインガルテン野田尾」のリポート&募集情報をお届けします。

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掲載:2025年12月・2026年1月合併号

クラインガルテンとは?

発祥地であるドイツの言葉で「小さな庭」を意味する、都市生活者向けの市民農園。日本では「滞在型市民農園」として親しまれ、個々の菜園スペースに「ラウベ」と呼ばれる宿泊用コテージが付く。利用者のことを「ガルテナー」とも。

淡路クラインガルテン野田尾を利用している松下さん夫妻。「居心地もよく、利用可能な5年間しっかり楽しませていただきます」/兵庫県淡路市
兵庫県淡路市の「淡路クラインガルテン野田尾(のたお)」を利用している松下さん夫妻。「居心地もよく、利用可能な5年間しっかり楽しませていただきます」。

1年単位で借りられるスローライフの拠点

 都市部に生活拠点を置いたまま「週末農業」やプチ田舎暮らしに浸れるクラインガルテン。菜園初心者には農業従事者が助言してくれ、基本的な農機具類は現地に揃う。1年単位で利用できる手軽さや、1区画年間約20万~70万円という利用料も相まって人気が高まり、全国に数多くの施設が誕生している。

 兵庫県淡路市の「淡路クラインガルテン野田尾」は、2024年5月に新築オープンした。

 「人口減少や高齢化が進む地区からの要請に応え、地域活性化や交流人口の促進を目的に、整備しました。一番の特徴は山にも海にも近いロケーションです」

 そう話すのは、農林水産課の大植和幸さん。ここでは区画ごとの抽選方式を採用し、募集時には最大約10倍の応募があった。シニア夫婦など1~2人の利用を想定していたが、若い子育て世帯の利用もあるそう。

 地元農家でもある管理人の勢戸恒夫さんはこう話す。

 「気候は温暖で、土質も含めてどんな野菜でも年間を通じて育てやすい環境です。この地区特産の青パパイヤはもちろん、利用者のなかにはハウスでバナナを栽培している方や、高齢農家のイチジク園を借りて6次産業化に挑戦している方もいます」

 さらに、ここを拠点に趣味を楽しんだり、移住する家を探したり、活用法は多彩だという。

 

クラインガルテン利用者の活用法をリポート!
in 淡路クラインガルテン野田尾

都市部のマンションで暮らす松下さん夫妻は、定年退職を機に「何か趣味を持とう」と、広告で見た淡路クラインガルテン野田尾に応募。現在の活用法や使い心地について聞いた。

コテージは大きなワンルーム的にも使える2LDK +土間。エアコン、冷蔵庫、電子レンジ、洗濯機、テーブルセットなど、主要な家具・家電を完備/兵庫県淡路市「淡路クラインガルテン野田尾」
広い土間があるリビングでくつろぐ松下さん夫妻。コテージは大きなワンルーム的にも使える2LDK +土間。エアコン、冷蔵庫、電子レンジ、洗濯機、テーブルセットなど、主要な家具・家電を完備。

野菜と米を育てながら地域交流や趣味の時間も

 以前から何度も遊びに来て淡路島に憧れていたという、松下忠さん(66歳)・美鈴さん(65歳)夫妻は、淡路クラインガルテン野田尾をオープン当初から利用。なかでも今の区画を選んだのは、コテージのリビングから見晴らせる山々と海の風景にひかれたから。窓を開けると心地よい風がそよぎ、澄んだ空気に野鳥の声が響く。

 野菜づくりは「ベランダ菜園程度」(忠さん)、「以前はまったく興味がなかった」(美鈴さん)というが、今は姫路市から月2~3回の頻度で通い、4~5日間滞在しながら年間30種ほどの野菜を育てている。

 「栽培ノウハウはインターネットで調べたほか、管理人さんなどからアドバイスをいただいています。地域交流施設『皆来(みらい)』で開かれる日曜朝市にも顔を出し、農家の方にお話を聞いたり、交流したり。お祭りなどのお誘いがあれば極力参加します」と美鈴さん。

 神社の祭りに参加した際に「米もつくってみたい」と忠さんが話すと、前の町内会長から「わしが面倒見たる」と言われ、今年から別の利用者と一緒に米づくりも始めた。

 「栽培する規模は今ぐらいでちょうどいいかな。あまり広げると作業に追われてスローライフが崩れちゃうから(笑)」と忠さん。

「最長で使える5年間はゆっくり来て、いろんな娯楽を含めて自由奔放に滞在できたら」と、農作業の手が空いたときには、夫婦で釣りに行ったり、島内のドライブを楽しんだり。その後は体力と金銭的な余力があれば、菜園生活の継続も検討することになるかもしれない。

リビングのすぐ前に広がる菜園は南向きで日当たりも眺望も良好。彩りとして手前に花を植えている/兵庫県淡路市「淡路クラインガルテン野田尾」
リビングのすぐ前に広がる菜園は南向きで日当たりも眺望も良好。彩りとして手前に花を植えている。

栽培でわからないことがあれば、管理人の勢戸さん(写真右)や地域の農家さんがアドバイスしてくれる/兵庫県淡路市「淡路クラインガルテン野田尾」
栽培でわからないことがあれば、管理人の勢戸さん(写真右)や地域の農家さんがアドバイスしてくれる。

この日はナスを収穫。「野菜はなるべく農薬を使わずに育てています」と美鈴さん/兵庫県淡路市「淡路クラインガルテン野田尾」
この日はナスを収穫。「野菜はなるべく農薬を使わずに育てています」と美鈴さん。

どっさり穫れたサツマイモ(安納芋)。野菜の多くは自分たちで食べきれないため、家族や親戚、友人に配り、喜んでも
らっているそう/兵庫県淡路市「淡路クラインガルテン野田尾」
どっさり穫れたサツマイモ(安納芋)。野菜の多くは自分たちで食べきれないため、家族や親戚友人に配り、喜んでもらっているそう。

クラインガルテン利用にかかる費用

松下さんの場合

  • 利用料/年49万2000円
  • 光熱水費/月約7000円
  • 高速代/(往復3080円×3回)月9240円
  • ガソリン代/月約8000円
  • 種苗・肥料代/年約1万2000円
  • 農機具使用料/年約2000円
  • 合併処理浄化槽の清掃代/年約1万5000円
  • 合計※月額換算/月約6万7657円

【DATA】淡路クラインガルテン野田尾(兵庫県淡路市)

兵庫県淡路市「淡路クラインガルテン野田尾」

  • 簡易宿泊施設付き区画年間使用料金/49万2000円 (年額前払い) 
  • 募集数/空き次第 
  • 募集時期/随時
  • 菜園面積/約50㎡
  • ラウベ(施設)床面積/53㎡
  • 初期費用/0円
  • 総区画数/滞在型全5棟
  • 利用期間/4月〜翌年3月
  • 更新/1年(最長5年まで)
  • 交通/神戸淡路鳴門自動車道東浦ICより車で約40分

問い合わせ先/淡路市産業振興部農林水産課 ☎︎0799-64-2512

 

↓↓ 次ページでは、「淡路クラインガルテン野田尾」新区画の募集情報を紹介! ↓↓

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