掲載:2024年11月号
由布岳を望む紅葉の金鱗湖(きんりんこ)
朝霧が立ちこめる幻想的な温泉地の秋
大分県を代表する温泉地の湯布院。
霧のまちとして知られ、雲海の名所でもある。
湯布院にある金鱗湖には、湧水と温泉水の両方が流れ込んでいるため水温が高く、秋から冬の冷え込んだ早朝には湖面から霧が発生する。
周囲約400mの小さな湖で、散策にちょうどよい遊歩道が整備されている。
金鱗湖の向こうには、やわらかい曲線を描く由布岳がそびえる。
紅葉と立ち上る朝霧の幻想的な光景を目にしようと、とても早い時間から多くの観光客が湖畔での散策を楽しんでいる。
文・写真/佐藤尚
さとう・たかし●風景写真家。1963年、福井県生まれ。少年期を南米・ペルーで過ごす。47都道府県の農村や自然などを対象に撮影を続ける。 http://www.satophoto.net
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