田舎暮らしの本 Web

  • 田舎暮らしの本 公式Facebookはこちら
  • 田舎暮らしの本 メールマガジン 登録はこちらから
  • 田舎暮らしの本 公式Instagramはこちら
  • 田舎暮らしの本 公式X(Twitter)はこちら

田舎暮らしの本 2月号

最新号のご案内

田舎暮らしの本 2月号

1月5日(月)
990円(税込)

© TAKARAJIMASHA,Inc. All Rights Reserved.

がっつり食べたい人にオススメ! 肉がメインのご当地鍋を紹介。山梨県の「いのぶた鍋」、長崎県の「ひきとおし」、沖縄県の「イナムドゥチ」

日本のご当地鍋のなかから、今回はがっつりとした肉が主役のお鍋をご紹介。山梨県の「いのぶた鍋」、長崎県の郷土料理「ひきとおし」、沖縄県の豚の三枚肉を使った「イナムドゥチ」の3つ。現地へ食べに行くのも、家でアレンジしてつくって楽しんでも。

この記事の画像一覧を見る(3枚)

掲載:2025年1月号
※この記事は1月号をもとに加筆しています。

柔らかな「いのぶた」を味噌仕立てのスープで楽しむ
いのぶた鍋 【山梨県】

柔らかな「いのぶた」を味噌仕立てスープで楽しむ「いのぶた鍋」(山梨県)

 山梨市三富(みとみ)地区の特産料理。三富地区は、昔から狩猟が盛んで、イノシシを食べることが多い地域。戦後はイノシシと豚を掛け合わせた「いのぶた」の飼育が推奨された。いのぶた肉は豚肉に比べて柔らかく、赤身が強いのが特徴。さらに、たんぱく質が豚肉よりも約20%多く、低脂肪なのでさっぱりとして、脂に甘みやコクを感じられる。これを地元産野菜やキノコと一緒にごま味噌、またはみりんと味噌がベースのスープで煮込んだのがいのぶた鍋だ。

「いのぶた鍋」の材料(山梨県)

いのぶた鍋のつくり方

【材料】
いのぶた(いのしし)肉 200g
白菜 500g
ごぼう 1本
長ネギ 1本
ニンジン 1本
エノキダケ 100g
シメジ 100g
だし汁1ℓ
味噌 80~90g
みりん 大さじ3
七味唐辛子 お好みで少々

【つくり方】
1 白菜は5cm幅のざく切りにし、長ネギは斜め切りにする。きのこ類は、石づきを除き小房にわける。ニンジンは、ピーラーでスライスする。ごぼうは、ささがきにし水に入れて3分ほどアク抜きをする。

2 鍋に、だし汁とごぼうを入れて中火にかける。ごぼうに8分通り火が入ったら味噌とみりんを加える。

3 いのぶた肉を入れて、肉に火が入ったらほかの野を入れ、野菜が柔らかくなるまで煮る。アクがあれば、取りのぞく。

4 野菜が柔らかく煮えたら火を止めて、器に盛り完成。

↓「いのぶた」鍋のレシピや食べられる店などはこちらを参照
https://www.pref.yamanashi.jp/shokuhin-st/shokuiku/yamanashinoshoku/inobutanabe.html

 

客を奥に通して新鮮な鶏肉の鍋で最高のおもてなし
ひきとおし【長崎県】

 長崎県の離島・壱岐(いき)の代表的な郷土料理。鶏もも肉やつみれ、野菜、壱岐特産で味が濃い壱州豆腐(いしゅうどうふ)、かために茹でたそうめんを加えるのが定番になっている。コクを出すために鍋に壱岐焼酎を注ぐこともある。かつて壱岐の農家では、盆・正月・祭りの日に客が訪れると、自宅で飼っていた鶏をさばいて滋味深い鍋料理をつくり、奥の座敷に引き通してもてなしていた。それが現在の鍋料理「ひきとおし」の原点とされる。

 

豚肉を味噌で仕立てた、とろみのある汁
イナムドゥチ 【沖縄県】

豚肉を味噌で仕立てたとろみのある汁「イナムドゥチ」(沖縄県)

 短冊切りにした豚の三枚肉、干しシイタケ、コンニャク、カステラカマボコ(魚のすり身と卵を混ぜて焼いたもの)などを具材として白味噌で仕上げる。味噌汁の一種で、少しとろみがつくのが特徴。沖縄県では、「イナ」はイノシシ、「ムドゥチ」はもどきの意味を持ち、郷土料理の「イナムドゥチ」は「イノシシもどき」という意味。かつてはイノシシの肉を使っていたが、イノシシ肉が手に入りづらくなり豚肉を使ってつくられるようになった。

イナムドゥチのつくり方

【材料】
豚三枚肉、干しシイタケ、コンニャク、厚揚げ、カステラかまぼこ、豚だし、かつおだし、白味噌(甘口)

【つくり方】
1 豚三枚肉は丸ごと茹で、幅1cm、長さ4cmぐらいの短冊切りにする。塩を振ってしばらくおく。

2 1の三枚肉を沸騰した湯に入れてさっと茹で、さらに水洗いをする(塩気と脂気を取り除く)。

3 干しシイタケは水で戻し、4cm長さの薄切りにする。厚揚げは油抜きをし、全ての材料を短冊切りにする。

4 鍋に豚だし、かつおだしを入れて火にかけ、豚三枚肉と椎茸を入れてしばらく煮る。コンニャクと厚揚げを加えて白味噌を半量溶き入れる。

5 弱火で10分程度煮て、材料に味が染み込み、少しとろみがついたら、カステラかまぼこを入れ、残りの白味噌を説き入れて仕上げる。

↓沖縄の食文化を紹介するサイト(レシピ動画もあり)
https://ryukyuryouri.com/

 

文/横澤寛子

この記事の画像一覧

  • 柔らかな「いのぶた」を味噌仕立てスープで楽しむ「いのぶた鍋」(山梨県)
  • 「いのぶた鍋」の材料(山梨県)
  • 豚肉を味噌で仕立てたとろみのある汁「イナムドゥチ」(沖縄県)

この記事の画像一覧を見る(3枚)

この記事のタグ

田舎暮らしの記事をシェアする

田舎暮らしの関連記事

甲信・北陸おみやげ銘菓ランキングBEST3|帰省・旅行で外さない定番&お取り寄せスイーツ【プロ厳選】

【地方教育はここまで進化】ICT×自然で“学びが変わる”──伊那市・山江村・五島市の最先端事例3選

賃貸の古民家物件|国道すぐそばの部屋数の多い2階建て【長崎県南島原市】海と山の自然に恵まれた食の宝庫|空き家物件多数!

山梨の道の駅おすすめ4選|紅葉ドライブで絶景・グルメ・キャンプを満喫! 道の駅マスターが厳選

【海好き必見!】サーフィンや釣り、SUPなどが日常的に楽しめる! 海の近くで暮らす夢をかなえた人たち| 海辺の物件を購入する際のポイントも紹介

【無印良品のある暮らし】田舎暮らしYouTuberがおすすめをリポート!②山梨県北杜市「アラカン夫婦の田舎暮らし」|すっきり、無駄がない。外の景色や主人の木工作品との相性も抜群です。

瀬戸内エリアの人気移住地「AKB(赤穂市・上郡町・備前市)」で暮らそう! “温暖な気候”“豊かな自然の恵み”“アクセス良好”

【2026年版「住みたい田舎ベストランキング」人口3万人未満の市 4部門1位】移住するなら!あたたかいつながりがある田舎・豊後高田市へ

全国第3位・北陸エリア第1位 なぜ坂井市は選ばれた? 【2026年版 住みたい田舎ベストランキング】躍進の理由