スイーツ好きさん、必見!「え、なにこれ!?」と二度見必至の、知られざるご当地スイーツが全国から続々登場! 全国47都道府県に住む“よしもと住みます芸人”たちが、暮らして初めて知った「地元民がこよなく愛するスイーツ」を、リアルな視点でご紹介します。観光じゃなかなか出会えない、でも地元の人にとってはド定番! そんなクセになるローカルスイーツを、笑いとツッコミを交えて深掘り! 今回ピックアップするのは【石川県】! 金沢市を拠点に活動する住みます芸人・月亭方気さんが、知名度バツグンの定番からローカルならではの一品まで、熱くプレゼンします!
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石川県 住みます芸人
月亭方気
月亭方気(つきていほうき)……1083年6月1日生まれ。石川県七尾市出身。2013年4月、月亭八方に入門。芸歴20年の落語家。石川県内で落語会を開催するほか、熱湯話芸大使、七尾ふるさと大使、いしかわ縁結び応援隊などを務める。落語を通して、地域を元気にする活動をしている。趣味は、釣り、銭湯めぐり。特技は、イカや小魚、ブリ、マグロまで、魚を捌くこと。
住みます芸人歴:2018年4月~
活動拠点:石川県
主な活動:石川県19市町で、落語会を開催するほか、各種イベントの司会を務めたり、テレビ、ラジオ、映画などのメディアに出演したりしている。2018年からは、熱湯話芸大使として、定期的に銭湯の脱衣場で銭湯数珠つなぎ寄席を開催し、銭湯の普及に貢献。また、石川県コミュニティ再建事業の一環として、能登半島地震の被災地で、ミニ落語会を開催している。さらに、津幡町小学校全9校で、6年生を対象に落語について講義するほか、同町で月に2度、落語教室(おきらくごの会)を開催。2024年からは、七尾ふるさと大使として、落語で故郷の七尾市をPR。このほか、2019年より、いしかわ縁結び応援隊として、高校生を対象に、結婚を含めた人生設計を考えてもらうライフプランセミナーを開催している。
X(旧Twitter):@houki_t
Instagram:@tsukitei.houki
あの世界的パティシエがプロデュースしたおしゃれスイーツ!
|YUKIZURI ルビーロマン(ル ミュゼ ドゥアッシュ)
「兼六園」の冬の風物詩がスイーツに!
「まず、おすすめしたいのが、今や金沢の定番のお菓子となった『YUKIZURI』。七尾市出身で多方面に活躍する世界的パティシエ、辻󠄀口博啓氏がプロデュースするスイーツブランド、LE MUSEE DE H(ル ミュゼ ドゥ アッシュ)のお菓子です!
金沢といえば、日本三名園のひとつである『兼六園』が有名です。兼六園の冬支度として恒例なのが、積もった雪の重みで木の枝が折れないようにする“兼六園雪吊り作業”。その“雪吊り”に使う縄をイメージしたお菓子が、『YUKIZURI』なんです!
自分も初めて食べた時から、サクっとした繊細な食感の虜になってしまいました!
通年販売されているものから、期間限定のものまで、種類も豊富。なかでも、私のイチオシは『YUKIZURIルビーロマン』。ルビーロマンは、石川県が誇る高級ぶどうで、過去最高初競り価格(2023年)は、なんと1房160万円……!
そんなルビーロマンを贅沢に使った『YUKIZURIルビーロマン』は、8〜11月ごろに、期間限定で販売されます。ぜひご賞味ください。」(月亭方気さん 以下略)
その味を例えるならば、出よう出ようとしなくても、よさがにじみ出る中堅芸人!
|みそまんじゅう(みそまんじゅう本舗 竹内)
ほんのり感じるみその風味が絶妙!
「ご当地CMソング『竹内のみそまんじゅう♪ 田鶴浜のみそまんじゅう♪』で、石川県民なら誰もが知っている『みそまんじゅう』。
道ゆく石川県民に『“竹内”の…に続く言葉は? 』と尋ねてみてください。おそらく、『みそまんじゅう♪』と歌ってくれることでしょう。サービス精神が旺盛な方なら、『田鶴浜のみそまんじゅう♪』まで、フルコーラスで歌ってくれると思います。
私のおすすめポイントは、なんといっても、さっぱりとした味噌味の生地。味噌の味が強すぎず、ほんのりと口に広がる感じが絶妙なんです! 北海道産いんげん豆を100%使用した、甘さ控えめな餡も美味! 我々芸人の世界に例えるなら、爪痕を残そうと必死に前へ出ようとする若手芸人タイプではなく、落ち着いた中堅ベテラン芸人タイプのお饅頭です! 」
ネーミングの由来は……凡人とは思えないセンス!
|ビーバー(北陸製菓)
一番の推しは「のどぐろビーバー」!
「石川のソウルスイーツといえば、揚げあられの『ビーバー』!
商品名の由来は、1970年に開催された大阪万博。カナダ館で展示されていた、ビーバー人形の歯と、お菓子を2本並べた形が似ていたから……だそうです。凡人とは思えない切り口……ふつうでは、とても思い付かないエキセントリックなネーミングセンスに脱帽です‼
『ビーバー』にはいろいろな味があるのですが、私の推しは、石川県を代表する魚、のどぐろ味の『のどぐろビーバー』。コクがあって、クセになる味わいなんです! お隣り富山県の名産、白えび味の『白えびビーバー』もおすすめ! ちなみに、『白えびビーバー』は、NBAプロバスケットボールの八村塁選手が紹介して話題になったんですよ!
そのほかにも、さまざまな味付けに挑戦しており、その姿勢はまさに、ご当地お菓子界のペヤングやきそば! 今後も目が離せませんよ! 」
【住んでるまちレポート!】海に囲まれた石川は、釣りが思う存分楽しめる!
「石川県は、まわりが海に囲まれているため、船で少し沖に出るだけで、さまざまな魚が釣れるんです!
6〜9月初旬は、高級イカで“イカの女王”とも言われるケンサキイカが旬で、よく釣れます! 県内外から、大勢の釣り人が集まるんですよ! 夜の海を眺めると、沖の方にケンサキイカの釣船や、漁船のライトがイルミネーションのようにきらめきます。この光景は、石川県の夏の風物詩です。ケンサキイカの釣りは、女性や子どもでも楽しめると思います。夏の夕涼みがてら、船上で、釣りを楽しんでみてはいかがでしょうか?
また、冬には脂がのった寒ブリも釣れます! こちらは、お正月のご馳走用に、釣りに来てみてはいかがでしょうか? 」
石川県のお菓子は、高級感あり、ローカル感ありの個性的な顔ぶれ! 一度食べるとドハマり確定! 石川県に住みたくなっちゃいますよ!
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