日本には1200以上の「道の駅」があります。大阪府にも、道の駅が10カ所点在しています。今回は、大阪府内の道の駅を全制覇した「拝啓、道の駅から」がおすすめする、ドライブで訪れたい道の駅5選をご紹介します。
“食と土地の力”に出会う大阪府の道の駅5選
にぎやかな都市のイメージが強い大阪ですが、なにわの伝統野菜が並ぶ直売所、府内最大級の品ぞろえを誇る市場、世界遺産の玄関口、海と夕日を望む最南端の町、そして自然とグルメが集まる最新スポットまで、実は土地ごとに個性が光る道の駅が点在しています。
今回は、私たち「拝啓、道の駅から」が実際に訪れておすすめしたい、大阪の道の駅5駅を厳選してご紹介します。食べる、買う、感じる。大阪の奥深さに出会うドライブに出かけてみませんか?
1| レストランがなくても大人気! なにわの伝統野菜の宝庫
道の駅 かなん (河南町) 
大阪のイメージとは少し違う、緑豊かな自然に恵まれた土地にある道の駅。
肥沃な大地ときれいな水に育まれ、古くから農業が盛んな地域らしく、直売所には新鮮な野菜がずらりと並びます。
見てわかるほど鮮度の高い野菜は、地元の人たちを中心に大人気。午後には売り切れてしまうことも珍しくありません。
実はこの道の駅、レストランやテナントは入っておらず、あるのは小さな軽食コーナーのみ。それでも場内は活気にあふれ、そのにぎわいには驚かされます。
大量に並ぶ旬野菜ももちろんおすすめですが、私たち「拝啓、道の駅から」のイチ押しは「かなんのみかんぽんず」。みかんとポン酢の相性は抜群で、さっぱりとしながらも、みかんのほどよい風味が後味に広がる一本。思わず手に取りたくなる注目の調味料です。
2|まさに食の要塞! 種類豊富な食材の数々に圧倒される道の駅
道の駅 愛彩ランド(岸和田市)
大阪で「生産者の数が多い道の駅ランキング」1位。出荷量・品目ともに大阪府下最大級を誇り、府内でもトップクラスの人気を誇る道の駅です。その言葉どおり、とにかく品ぞろえの多さと敷地の広さが際立っています。
数々の道の駅を巡ってきましたが、野菜や果物が常時100種類以上並ぶ光景は、なかなか見られるものではありません。定番の地元野菜はもちろん、少し珍しい品種までそろい、「ここまでそろうのか」と思わず感心してしまう充実ぶりです。
驚きなのは、充実しているのが野菜だけではないこと。敷地内には、岸和田漁協から届く「大阪もん鮮魚」を販売する地域応援館もあり、新鮮な海鮮まで購入できます。
さらに、地産地消をテーマにしたビュッフェレストランをはじめ、直売所前には屋台も並び、グルメ面でも大盛り上がり。“食の要塞”と呼びたくなるほど、圧倒的な食材力を誇る道の駅です。
3|世界遺産の玄関口!大阪グルメと本格肉とコーヒーが味わえる道の駅
道の駅しらとりの郷・羽曳野(羽曳野市)
世界遺産に登録された百舌鳥(もず)・古市古墳群の古市エリアに位置する道の駅。周囲にも多くの古墳が点在し、歴史の息づかいを感じられるロケーションです。
そんな歴史情緒あふれるエリアにあるこの道の駅は、地元や近隣で朝採りされた野菜やフルーツが並ぶJA大阪南の農産物直売所「あすかてくるで」と、
うどんやパンなど地元の名物・名産を味わい、購入できる商工物産館「タケル館」を中心に構成されています。
なかでも「タケル館」は見どころが豊富。はびきの名物の「かすうどん」をはじめ、入口にコーヒー豆入りの樽が並ぶ、世界の珈琲豆を扱うコーヒーショップ、こだわりの卵を使っただし巻き卵など、食欲をそそるラインナップがそろいます。
特におすすめなのが、和牛の精肉店「玩味」。店内には高級感のある上質な和牛が並びますが、外のテイクアウト窓口では、その和牛を使ったメンチカツなどをリーズナブルに味わえるのが魅力。“本格派なのに気軽に楽しめる”のが、この道の駅ならではのポイントです。
4|大阪最南端の町! 海の幸と絶景が自慢の岬町の道の駅
道の駅 みさき(岬町)
大阪府最南端・岬町に位置する道の駅。目の前には大阪湾が広がり、天気の良い日には淡路島まで一望できる、開放感あふれるロケーションが魅力です。
直売所には、その日に水揚げされた新鮮な魚介類が並び、地元価格で購入できるのもうれしいポイント。
なかでも、中塩路の天ぷらやたいやき大福といった、ほかではあまり見かけない商品が並ぶのも注目です。
レストランでは、近海で獲れた希少な生しらすを使った「生しらす丼」をはじめ、生しらすと漬けまぐろを組み合わせた「生しらすとまぐろ漬け丼」など、海の幸を存分に味わえます。さらに、紅しょうがの天ぷらが入ったボリューム満点の「山海天ちらし丼」は、大阪らしさを感じられる一品です。
敷地内には灯台の形をした展望台もあり、夕暮れ時には美しいサンセットを楽しめるのも人気の理由。海の幸と絶景、どちらも満喫できる道の駅です。
5|大阪最新の道の駅! 自然あふれるグルメの集合体!
道の駅 奥河内くろまろの郷(河内長野市)
大阪府南東部、河内長野市に位置する道の駅。「奥河内」と呼ばれるこの地域は、豊かな自然に恵まれ、歴史と文化が息づくエリアとして知られています。その奥河内に誕生した、大阪府でいちばん新しい道の駅です。
大きな直売所には、新鮮な野菜や果物、人気の豆類が並び、さらに精肉店も入っており、揚げたてのメンチカツやコロッケをその場で味わえるのが魅力です。
別棟には、天然酵母と河内小麦を使ったパンと自家焙煎珈琲の店をはじめ、河内長野の旬の素材を活かしたビュッフェ形式のレストラン、ジュース工房、ピザ、ご当地ソフトクリームなど、グルメが勢ぞろい。
さらに、多様な植物や季節の花に出会える「花の文化園」や、河内長野市の歴史や文化遺産を学べる「するさと歴史学習館」も併設され、施設の充実度は抜群。
自然・食・学びを一度に楽しめる、今注目の道の駅です。
【まとめ】大阪は“道の駅”で、もっと面白くなる
レストランがなくても人が集まる直売所、圧倒的な食材量を誇る市場型、歴史と食が交差する世界遺産の玄関口、海と夕日が広がる最南端、そして自然とグルメが融合した最新拠点。大阪の道の駅は、それぞれが強い個性と土地の魅力を持った“目的地”です。
都市観光だけでは見えてこない、大阪の素顔に出会える道の駅巡りにぜひ出かけてみてください。
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この記事を書いた人
拝啓、道の駅から(だんぺいとスーザン)
道の駅を心から愛し、その魅力を発信し続ける二人組YouTuber。これまでに全国約800か所の道の駅を巡り歩いた“究極の道の駅マニア”として知られる。道の駅とのコラボメニュー開発やイベント出演、記事執筆など活動は多岐にわたり、『田舎暮らしの本』主催【道の駅大賞2025】の審査員も務めている。
Twitter:@https://twitter.com/haikei_michi
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Website:UC0DLsBp2gcKoWyB9GS69pHA
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