おかやま工房「リエゾンプロジェクト」でパン屋になろう!
河上さんが「師匠から受けた恩を次の世代に返したい」と始めたプロジェクトで、これまで300店舗以上の開業を支援。素人でも繁盛店にできる仕組みについて伺った。
DAY 1/座学研修
パン生地の原材料や生地の扱い方など、パンづくりのプロセスの基本を学ぶ。国産小麦の無添加生地を使い、毎日食べても飽きないパンづくりを理論で理解する。
研修1日目は座学で、製パンについての理論を理解する。
DAY 2-4/実技研修
設備が整った研修センターで、仕込みから成形・焼成まで実習。トレーナーの指1本1本の動きをしっかり確認しながらまねすることで、レシピ通りの味が再現できる。
研修センターで実技研修。トレーナーがていねいに指導。
DAY 5/販売研修・経営講義
繁盛店を目指すための接客・経営を学ぶ。マニュアルをもとに、ロールプレイ方式で練習。商品包装の注意事項や気の利いた声がけなど、ベーカリー経営の成功の秘訣を学ぶ。
開業までの流れ
まずは無料相談会でプロジェクト概要を確認。5日間の研修に参加後、開業を決意したら、物件探しをサポート。物件契約後、本契約を締結。開業に向けて、マニュアルの提供や什器・設備選定の提案、商品選定を行う。オープン前には現場での事前研修やオープン支援もある。フランチャイズではないのでこの時点で契約は終了だが、「町の繁盛パン屋ネットワーク」に参加すれば引き続きサポートが受けられる。
開業後のサポート
「町の繁盛パン屋ネットワーク」に参加することにより、開業後に以下のサポートが受けられる。
- 勉強会(経営/製パン技術)
- 年間約50種類のレシピを提供
- 400種類以上のレシピを提供
- 地元素材を使ったオリジナルレシピの開発支援
- 会員のベーカリーとの交流
- 会員のベーカリーが公開する売上の閲覧
「リエゾンとは仏語で『つながり』。パンで世界をつなぎます!」
おかやま工房 社長・河上祐隆さん/高校卒業後、パン職人のもとで修業を始め、22歳で独立。2009年より「リエゾンプロジェクト」を始動。直営の「焼きたてパン広場 リエゾン」は日商100万円を超える人気店。海外展開も行う。
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