小枝や落ち葉を燃料にして効率よく火をおこす空き缶ストーブ。小さな焚き火からフライパンやグリルによる調理、湯沸かし、パン焼きなど多彩に使える。本体は空き缶ながら、二重構造で二次燃焼も実現!
材料は100円ショップで、燃料は小枝や落ち葉
DIYのアイデアを探していて、海外のインターネットサイトで発見したストーブがこれ。シージストーブ(SIEGESTOVE)という名前で、空き缶2つで簡単につくれるのがいいところだ。鍋やフライパンを使った料理から、焼き網でのグリル、トーストまで多彩な料理ができるのも面白い。
ネットの動画でその使い方を紹介していた。フライパンでスクランブルエッグをつくりながら、缶の側面に焼き網を掛けてパンをトースト。さらに火が落ち着いて燠になったらグリルでハンバーグに火を通す。それらをワンプレートにして、女性が「ブレックファストができたわよ」と笑顔でその多機能性をアピールしていた。缶を二重にすることで二次燃焼が起こり、より効率的に薪を燃やすこともできる。
DIYでは脚とゴトクをどうつくるかだが、これはホームセンターで手に入る鉄の平板(平鋼)を加工する。必要な長さにカットして切り欠きを入れるだけなので、ジグソーやグラインダーがあれば難しくない。厚さ0.3mm程度のトタンやステンレスなどの薄板を使えば金属用のハサミで加工することも可能。空き缶と焼き網は、100円ショップの貯金箱と水切り網を利用した。トマトソースの缶などでもよい。アルミ缶は弱いので、スチール缶を使うこと。
Step1 脚とゴトクをつくる
Step2 缶の加工と組み立て
Step3 パン焼き網をつくる
Step4 グリルをつくる
文/和田義弥 写真/谷本 夏
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