トマト&バジル・ラッカセイ
掲載:20年4月号
菜園で穫れた野菜は、穫れはじめの「走り」、どんどん穫れる「盛り」、片付け間近の「名残」まで、おいしくいただきます。
レシピを教えてくれるのは、竹内家の料理長・裕子さん。
竹内家は長野県安曇野市でエコ菜園の教室を開いており、自給自足ライフを発信しています。
初夏のさわやかな風味から秋口の深い味わい、晩秋の青トマトまで、さまざまなトマトのおいしさをコンパニオンプランツ野菜と一緒に楽しみましょう。
カラフルトマトのピッツァ
自家製トマトソースと彩りミニトマトで
保存したトマトソースをベースに収穫期間の長いミニトマトをトッピング。
初夏から晩秋まで楽しめるレシピです。
材料 ※直径30cmのもの1枚分
○ピザ生地
中力粉...200g
ドライイースト...小さじ1
砂糖...大さじ1
塩...少々
オリーブオイル...大さじ1
ぬるま湯...100mL
○トマトソース...適量
○溶けるチーズ...適量
○好みの具...タマネギ、ズッキーニ、ピーマン、ベーコンなど各適量
○ミニトマト各種...適量
○バジルの葉...適量
つくり方
❶ ピザ生地の材料を合わせてこね、温かい場所で2倍量に膨れるまで発酵させる。
❷ 生地を伸ばしてトマトソースを塗り、好みの具とチーズをのせて200°Cのオーブンで焼き色がつくまで20分ほど焼く。
❸ ミニトマト、バジルの葉を飾る。
ピーナツバター(写真左)・ラッカセイとバジルのジェノベーゼ(写真右)
自家製ラッカセイの濃厚な味わい
トマトの畝間の貴重なラッカセイはひと手間かけていただきます。
ジェノベーゼはパスタソースにしても◎。細めの麺とよく合います。
ピーナツバター
材料
○ラッカセイ(殻なし)...100g
○有塩バター...40g
○メープルシロップ...40g
○オリーブオイル...大さじ1
○お湯少々
つくり方
❶ ラッカセイは殻をむき、170℃のオーブンで30分ほど焼く。
❷ フードプロセッサーにラッカセイ、有塩バター、メープルシロップを入れて混ぜる。途中でオリーブオイルを加え、お湯で滑らかさを調整する。
ラッカセイとバジルのジェノベーゼ
材料
○ラッカセイ(殻なし)...100g
○オリーブオイル ...100mL
○塩...小さじ1/2
○ニンニクすりおろし...1かけ
○バジルの葉(生)...30g
つくり方
❶ ラッカセイは殻をむき、170°Cの オーブンで30分ほど焼く。
❷ フードプロセッサーにラッカセイ、 オリーブオイル、塩、ニンニクす りおろし、バジルの葉を加えてペ ースト状になるまで混ぜる。
レシピ・監修/竹内裕子
たけうち・ゆうこ●長野県安曇野市でエコ菜園の教室を開く竹内家の主婦として、栽培、収穫から調理、加工まで畑と台所をつなぐ。有機栽培農家での料理番や、病院での管理栄養士などの経験を生かし、四季折々の野菜を日々おいしく食べきる工夫を欠かさない。自然菜園スクールや民泊での食事も一手に担い、野菜を生かした料理やお菓子が大人気。
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