カボチャ&トウモロコシ・インゲン
掲載:20年5月号
菜園で穫れた野菜は余さず使いきりたいもの。
たくさん穫れた年は、あれこれと料理の工夫も進みます。
レシピを教えてくれるのは、竹内家の料理長・裕子さん。
竹内家は長野県安曇野市でエコ菜園の教室を開いており、自給自足ライフを発信しています。
カボチャは種類も豊富で幅広いメニューで活躍する野菜。
保存した実は追熟が進んで甘さが増して、 秋から冬の食卓をいっそう豊かにします。
コンパニオンプランツのトウモロコシやインゲンと合わせて夏の滋養をいただきましょう。
カボチャとトウモロコシの蒸しケーキ
わが家のお手軽おやつ ちょっとした手土産にも
小さい型に流してもよし、カボチャのほかサツマイモ、ジャガイモなどでもおいしいです。
ご家庭でアレンジしてみてください。
材料 ※直径18cmほどのボウル型容器1個分
○カボチャ(蒸してつぶしたもの)... 80g
○小麦粉...150g
○砂糖...50g
○ベーキングパウダー※...小さじ1と1/2
※アルミニウム(ミョウバン)不使用のもの
○豆乳...200mL
○米油(またはお好みの油) ...40mL
○トウモロコシ...70g
つくり方
❶ カボチャを20分ほど蒸すか、ラップをふんわりかけて500Wの電子レンジで数分加熱し、つぶしておく。皮は除くか、栗カボチャは一部を混ぜてもよい。
❷ 小麦粉、砂糖、ベーキングパウダーをボウルに入れ、泡立て器で混ぜておく。
❸ 豆乳、米油、カボチャを合わせ、❷に加えて混ぜる。
❹ 耐熱容器にオーブンシートを敷き、❸を流し入れ、トウモロコシを散らし、蒸し器で25分ほど蒸す。電子レンジならラップをかけずに500Wで3〜5分ほど加熱する。竹串を刺して生地がくっつかなければできあがり。
バターナッツとトウモロコシのディップサラダ インゲンとクラッカーを添えて
優しい黄色とほんのり甘さがデザートみたいなサラダ
カボチャのサラダはつくり置きできて、来客時にも活躍します。
茶巾に丸めて盛り付けてもよし、サンドイッチの具にしてもおいしいです。
材料
○バターナッツ...1/2個
○赤タマネギ...1/4個
○トウモロコシの実...適量
○インゲン(さっとゆでておく)...2〜3本
○すし酢...小さじ2
○マヨネーズ...大さじ1
○コショウ...少々
○塩...少々
○クラッカー(市販のもの)...適量
つくり方
❶ 赤タマネギは薄くスライスし、塩少々でもみ、すし酢をかけてマリネしておく。
❷ バターナッツはお好みで皮をむき、蒸し器で20分ほど蒸すか、ひと口大に切り、ラップをふんわりかけて500Wの電子レンジで数分加熱する。
❸ ❷をつぶして冷まし、❶とトウモロコシの実、マヨネーズを加えて塩、コショウで味を調える。
❹ インゲンとクラッカーを添える。
レシピ・監修/竹内裕子
たけうち・ゆうこ●長野県安曇野市でエコ菜園の教室を開く竹内家の主婦として、栽培、収穫から調理、加工まで畑と台所をつなぐ。有機栽培農家での料理番や、病院での管理栄養士などの経験を生かし、四季折々の野菜を日々おいしく食べきる工夫を欠かさない。自然菜園スクールや民泊での食事も一手に担い、野菜を生かした料理やお菓子が大人気。
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