キュウリ&インゲン
掲載:20年7月号
自然菜園のキュウリには豊かな風味と甘味があります。
みずみずしい穫りたてを畑でまるかじりするのも最高です。
さらにひと手間加えることで、時季によって移り変わる味わいも楽しめます。
たくさん穫れたら加工もおすすめ。
飽きずに食べられ冷凍もでき、一年間重宝します。
レシピを教えてくれるのは、竹内家の料理長・裕子さん。
竹内家は長野県安曇野市でエコ菜園の教室を開いており、自給自足ライフを発信しています。
キュウリとインゲンの生春巻き
旬の味わいと歯応えを甘酸っぱいエスニックだれで
旬のキュウリのフレッシュな風味と、適期の穫れたてインゲンの甘味を感じてください!
材料 ※生春巻き3~4本分
○キュウリ...1本
○インゲン...10本ほど
○ニンジン...長さ10cmの千切りを、1/5本分
○ゆで鶏※...1/3枚
※鶏の胸肉1枚を肉の10%の重さの塩麹でもんで10~15分ほど置き、ナンプラー少々(分量外)とともに鍋に入れ、水をひたひたに加えて中火にかける。15分ほどゆでて火を止め、鍋にふたをし、そのまま冷ます。
○春雨...乾物で15gほど
○生春巻きの皮...3~4枚
たれ
○ナンプラー...大さじ1
○レモン汁...大さじ1/2
○ニンニク...すりおろし少々
○砂糖...小さじ1/2
○ゴマ油...小さじ1
つくり方
❶ 具をつくる。春雨とインゲンはゆで、キュウリとニンジンは10cmほどの長さの千切りに。ゆで鶏は手で割いておく。
❷ たれはナンプラー、レモン汁、ニンニクすりおろし、砂糖、ゴマ油を合わる。
❸ 生春巻きの皮をぬるま湯にくぐらせてキッチンペーパーの上に置き、しとらせる。
❹ ❸に具を並べて、手前から巻いて棒状にする。スライスしたキュウリを巻いて飾っても。
❺ 半分に切り、盛り付ける。
キュウリのニンニク味噌マヨ和え
サッとつくれる箸休め お酒の席のつきだしにも
走りのキュウリから秋の名残りキュウリまで、いつでもおいしく食べられます。
お酒にも合ううえ、子どもにも好評です。
材料 ※つくりやすい量
○キュウリ...1本
○ニンニクすりおろし...少々
○味噌...大さじ1
○マヨネーズ...小さじ1
つくり方
❶ キュウリの皮はすじ状にむき、厚さ1cmの輪切りにする。
❷ ニンニクすりおろし、味噌、マヨネーズで和える。長く置くと水気が出て味がぼやけるので食べる直前に。
レシピ・監修/竹内裕子
たけうち・ゆうこ●長野県安曇野市でエコ菜園の教室を開く竹内家の主婦。野菜を生かした料理やお菓子が、自然菜園スクール生に大人気。病院での管理栄養士、有機栽培農家での料理番などの経験も生かし、四季折々の旬の野菜を毎日おいしく食べられる工夫を探求中。最近は「小2の長男が休校中に畑や家事を手伝ってくれて、思いがけず助かりました」とのこと。
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