ダイコン&ニンジン
掲載:21年2月号
生鮮野菜の少なくなる冬から春先に大活躍するのがダイコンとニンジン。
冬のあいだ保存ができ、食べるとからだの中から温めてくれる根菜。
生で保存して調理に使うだけでなく、切り干しにすれば食感もよく料理が楽しくなります。
レシピを教えてくれるのは、竹内家の料理長・裕子さん。
竹内家は長野県安曇野市でエコ菜園の教室を開いており、自給自足ライフを発信しています。
「わが家ではダイコンを和食、洋食、エスニックと幅広くおいしくいただきます。
育てた根菜は葉もおいしいので、ぜひ味わってください。」と話す裕子さんオススメのレシピをご紹介!
ゴロゴロ根菜のオレンジ色タイカレー
ニンジンピュレで甘みとコクがアップ
ダイコンはカレーにもよく合います。
ニンジンピュレの甘みとコクで、少しまろやかに仕上げました。
材料 ※2~3人分
○ニンジン...1/2本
○ダイコン...1/5本
○シメジ...1/4株
○鶏むね肉...1/2枚
○サラダ油...大さじ1
○ニンニクすりおろし...1かけ分
○レッドカレーペースト...大さじ2(好みで加減する)
○ナンプラー...大さじ2
○ココナツミルク...400mL
○ニンジンピュレ...下でつくった量(好みで加減する)
つくり方
❶ ニンジン、ダイコンは乱切りにし、シメジは石づきを取ってほぐしておく。むね肉は一口大に切る。
❷ 鍋にサラダ油をひき、ニンニクすりおろしとレッドカレーペーストを入れて香りが出るまで弱火で炒める。
❸ ❷に❶を加えてさっと炒め、ナンプラーとココナツミルクを加えて弱火で20分ほど煮込む。
❹ ❸にニンジンピュレを加えて混ぜる。
切り干しダイコン& ニンジンのサラダ
生ハムとドライトマトでイタリア風に ハリハリした食感を楽しんで
洋風なアレンジで子どもも喜んで食べてくれます。
切り干しは簡単なのでぜひ自家製にチャレンジしてみてください。
独特の滋味と甘みが楽しめます。
材料 ※2人分
○切り干しダイコン&ニンジン(乾物)...30g
○ニンニクすりおろし...少々
○ドライトマト(細かく刻む)...10g
○生ハム(刻む)...3枚
○すし酢...大さじ1
○オリーブ油...大さじ1
○黒コショウ...少々
○飾り用ニンジン葉(刻む)...適量
つくり方
❶ 切り干しダイコン&ニンジンはひたひたの量の水で15~20分ほど戻し、サッとゆでる。
❷ ❶にニンニクすりおろし、ドライトマト、生ハム、すし酢、オリーブ油、黒コショウ、刻んだニンジン葉を加えて和える。
レシピ・監修/竹内裕子
たけうち・ゆうこ●長野県安曇野市でエコ菜園の教室を開く竹内家の主婦。野菜を生かした料理やお菓子が、自然菜園スクール生に大人気。病院での管理栄養士、有機栽培農家での料理番などの経験も生かし、四季折々の旬の野菜を毎日おいしく食べられる工夫を探求中。「寒さに当たって甘くなるダイコンやニンジンの味わいは格別。わが家では晩秋に掘り上げ、春までおいしくいただきます」。
田舎暮らしの記事をシェアする