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最新号のご案内

田舎暮らしの本 2月号

1月4日(水)
850円(税込)

© TAKARAJIMASHA,Inc. All Rights Reserved.

温暖な気候、豊かな自然の恵み、アクセス良好な「AKB」で暮らそう! 【赤穂市・上郡町・備前市】

「AKB」とは、兵庫県の赤穂市(あこうし=A)と上郡町(かみごおりちょう=K)、岡山県の備前市(びぜんし=B)のこと。これら2市1町は、兵庫県南西部と岡山県南東部で隣接しており、東備西播定住自立圏(とうびせいばんていじゅうじりつけん)と呼ばれ、豊かな自然と適度な利便性を盛る身近な田舎です。そのAKBに移住した方をご紹介します。

 

【A】兵庫県赤穂市 あこうし
新快速で京阪神へ直通! 生活基盤が整った城下町

【兵庫県赤穂市】日本遺産認定「赤穂の塩」や坂越(さこし)のカキ、播磨灘を望む赤穂温泉など、自然の恵み豊かな忠臣蔵ゆかりの城下町。水道料金は日本一安い。大阪駅から播州赤穂駅へJR新快速で直結約1時間30分。1泊1000円のお試し暮らし住宅、空き家バンク物件契約時の補助などを用意。

【移住者リポート】
赤穂緞通の美しさに魅了され、伝統を受け継ぐ織り手を目指す

廣津さん(右)は、根来さん(左)の指導を受けながら赤穂緞通の技術習得に励んでいる。

 デザイン系の専門学校で学んだスキルを生かして、手先を使うものづくりがしたいと考えていた大分県出身の廣津真由(ひろつまゆ)さん(26歳)。日本三緞通(だんつう)に数えられる赤穂緞通をインターネットで見つけ、一目ぼれしたそう。

「赤穂緞通のハサミで切る“摘み”という緻密な手作業からキワ立つ美しい文様に驚かされました」

 2022年4月に移住すると、師匠である赤穂緞通作家の根来節子(ねごろせつこ)さんが営む「弥生工房」へ週6日通う。

「ゆくゆくは自分の工房を構え、根来先生のようにすてきな緞通の織り手になり、魅力を伝えていくことが目標です」

 と、廣津さん。ときには市内の神社めぐりなどで気分転換しながら、基本的な技術習得のための修業を重ねている。

小型織機でつくった廣津さんの作品。基本を学んだのち、1畳ものの大作に取り組む。

根来さんは綿花の無農薬栽培にも取り組んできた。「気分転換も兼ねてお手伝いさせていただいています」と廣津さん。

播磨灘を望む風光明媚なまち。公園も病院も充実しています
(一社)あこう魅力発信基地
☎0791-43-6931
https://www.city.ako.lg.jp/sangyoshinko/kanko/teiju

 

【K】兵庫県上郡町 かみごおりちょう
山陰・山陽を結ぶ要衝。名水百選の清流も自慢

【兵庫県上郡町】まちの中央部を名水百選の千種川(ちくさがわ)が流れ、春のサクラ、夏のホタル、秋のキンモクセイなどが彩る「水の郷」。大阪駅から上郡駅へ特急で約1時間20分。定住促進助成事業として若者住宅取得奨励金、定住応援支援金ほか計5つの支援があり、条件次第で合計最大100万円相当に。

【移住者リポート】
田畑に囲まれた平屋の家を拠点に、アクティブなセカンドライフ

セカンドライフを満喫中の北井さん夫妻。家は2人暮らしに適した平屋の4DK。

 北井明彦(きたいあきひこ)さん(65歳)は、定年退職を前に愛知県からの移住を決意。妻の敬子(けいこ)さん(61歳)と自身の出身地である兵庫県に絞り、家探しをすることに。

「僕の希望は便利な都市部で、妻の希望は山手での田舎暮らし。その折衷案で選んだのが、両要素を兼ね備えた上郡町でした」

 そして移住体験住宅に滞在して見つけたのが今の家。2021年3月の移住後、森林ボランティアや棚田の活動に2人で参加し、兵庫県立ものづくり大学校の住宅系コースにも通いはじめた。

「地域の空き家活用の仕事などに学んだ技術を生かしていければ。2023年には畑を借りて野菜づくりにも挑戦したい」

 と、明彦さん。当初は趣味の竹細工や木工を楽しみながらのんびり暮らす計画だったが、やりたいことはまだまだ尽きない。

周囲に広がる田畑や低山の風景も夫妻のお気に入り。「季節の移ろいが感じられる環境です」と敬子さん。

稲作などが盛んな「水の郷」で農業や趣味を楽しみませんか
上郡町地域振興課
☎0791-52-1162
https://www.town.kamigori.hyogo.jp/iju_teiju/

 

【B】岡山県備前市 びぜんし
3つの日本遺産を誇り、里海・里山の美味なまち

【岡山県備前市】備前焼と特別史跡の旧閑谷(しずたに)学校に加えて、2022年には北前船寄港地・船主集落が日本遺産に認定。ご当地グルメ「カキオコ」(カキ入りお好み焼き)でもおなじみ。大阪から山陽自動車道利用で約2時間。移住体験住宅や移住調査宿泊費補助、空き家の購入費補助など、移住施策が充実。

【移住者リポート】
楽しい仲間が多い瀬戸内のまちで、自分らしく穏やかな日常を過ごす

日生湾にて木村さん(中央)。右は2016年に東京からUターンした難波さん、左は2021年に広島からIターンした余語輝海(よごてるみ)さん。

「少し忙しすぎたこれまでの生き方を見つめ直し、自然豊かで穏やかな瀬戸内海沿いのまちで生活してみようと思ったんです」

 そう話す木村智恵(きむらちえ)さん(42歳)は、オンライン移住相談会に参加し、美しい瀬戸内海や山に囲まれた備前市にひかれて、2022年4月に子どもたちと一緒に東京から移住した。

 現在はソーシャルワーカーとして働く傍ら、シニア向けの「日生(ひなせ)おしゃべりカフェ」を運営する難波規子(なんばのりこ)さんに誘われて手伝いはじめ、夏に立ち上げられた「こども若者おしゃべりカフェ」のスタッフとしても参加している。

「海や山を身近に感じながら、多くの人とつながって充実した日々を送っています。困ったことがあれば周囲の方が何かと助けてくださるなど、自然も人もおおらかなことが備前市の魅力です」

子ども食堂が開かれる第4金曜には英語講師を迎え、施設オーナーがいるオーストラリアとオンラインで英語交流も。

毎週金曜夕方に「子ども若者おしゃべりカフェ」を開催。月1回、子どもたちに100円で夕食を提供。

伝統文化や深い歴史が息づく、海の幸と里の幸の宝庫です
備前市都市計画課
☎0869-64-2225
https://bizen-life.com

 

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