紀宝町(きほうちょう)は、紀伊半島の南東部に位置し、三重県の南玄関。熊野川を隔てて和歌山県と接しており、川の流域や七里御浜、奈良県、和歌山県との一部にかけて「吉野熊野国立公園」となっている。また、この地域は、2004年に「紀伊山地の霊場と参詣道」として世界遺産に登録され、町内では「七里御浜」「熊野川」「御船島」の3ヶ所が世界遺産に登録されている。
掲載:田舎暮らしの本 2023年1月号
2023年1月の情報です。
すでに契約済みの場合があります。
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三重県の「東紀州10名山」の中で随一を誇る大烏帽子山(おおえぼしやま)からの展望。標高362mの頂上からは、世界遺産である七里御浜の海岸や、熊野・紀州の山々が見晴らせる。
町内のいたるところで水田やみかん畑が広がり、これらの景色は様々な季節の変わり目を教えてくれる。
舞い上がる飛沫が雪さながらの「飛雪の滝」(高さ30m、幅12m)。近年は「テントサウナの聖地」として、全国から多くのサウナファンが訪れる観光スポット。
高台にあるベランダ付きの白い家
高台にあり、日当たり良好な2階建て。海まですぐで、釣り好きにおススメの物件だ。
駅、スーパー、病院など車で15分以内の立地にありながら、目の前には熊野川が広がり、大自然を身近に感じられる。
町内の主要道路付近にあり、階段を使って行き来する。
経年劣化により、床や壁、戸などある程度の補修が必要。
物置きが付いている。1階と2階にトイレがあり、汲み取り式。駐車場はない。
【物件データ】
三重県紀宝町
150万円
土地:34坪・114㎡
延床:22坪・73㎡
取得費補助:最大5万円(子育で加算あり)
改修費補助:最大50万円
●4DK●宅地●傾斜地●都市計画区域外●築45年●汲み取り式トイレ●紀勢本線鵜殿駅および新宮駅より約2.3km●駐車場はなし。2018年より空き家で、大幅な補修が必要。土砂災害警戒区域(イエローゾーン)内、一部土砂災害特別警戒区域(レッドゾーン)を含む。2022年から住宅購入支援事業が開始されており、子育て世帯は取得費補助に加算される。
【問い合わせ先】
紀宝町役場 企画調整課 ☎0735-33-0334
すっきりとした印象の玄関は、下駄箱がなく非常にシンプルなつくり。
玄関からの光景。上がるとすぐにホールがあり、奥は和室へと続いている。写真左側は、ダイニングキッチン。
1階の和室の様子。畳とフローリングで6帖ほどの広さ。階段下のスペースを利用した収納があり、襖を外して使うのもスタイリッシュ。
2階へと続く階段には手すりが装備されている。
2階にあるL字型の洋室。玄関とは別に、外に出られる扉が付いている。
2階の洋室の様子。襖を挟んで6帖の洋室が2間ある。
奥にある6帖の洋室。2面が窓になっており、片側の窓からバルコニーに出ることができる。収納もたっぷりあり、使い勝手がいい。
高台に立地しているため眺望のよいバルコニー。熊野川が一望できる。
コンパクトなダイニングキッチン。
洗面所は三角のスペースとなっている。
タイル貼りのバスルーム。
1階のトイレ。洋式カバーを装備した汲み取りタイプ。
2階のトイレも同様に、洋式カバーを装備した汲み取りタイプになっている。
【三重県 紀宝町の魅力】
ウミガメ保護・啓発活動の拠点
三重県南部にある紀宝町は、年平均気温18℃と温暖。ウミガメが産卵にやってくることでも知られている。豊かな自然を感じながら、のどかな暮らしや子育てを地域一体となって行うことができ、都市部にはない田舎ならではの魅力がたくさん詰まっている。道の駅「紀宝町ウミガメ公園」はウミガメ保護・啓発活動の拠点で、施設内の飼育棟でウミガメに会うことができる。
【紀宝町ウミガメ公園】
1988年に全国の市町村で初の「ウミガメ保護条例」を制定し、町全体でウミガメの保護に取り組んでいる紀宝町。道の駅「紀宝町ウミガメ公園」は、保護されたウミガメを無料で観察することができる。ウミガメ保護の活動・啓発施設のほか、地域で採れた新鮮な特産品の販売スペースもある。
【飛雪の滝キャンプ場】
高さ30m、幅12mの雄大な滝を目の前にしてキャンプを楽しむことができる全国でも珍しいキャンプ場。テントサウナをはじめ、SUP、竹ランタンづくり、火おこし体験など、自然を感じながら様々なアウトドアアクティビティが楽しめる。また、コテージやバーベキュー棟も整備されているため、初心者でも気軽にアウトドアを満喫できる。
【温州ミカン】
特産品である柑橘類は温州ミカンや不知火(デコポン)、せとか、マイヤーレモン(オレンジとレモンの自然交雑種)などが栽培されており、ほぼ一年を通じて様々な品種を楽しめる。
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