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田舎暮らしの本 11月号

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田舎暮らしの本 11月号

10月3日(木)
890円(税込)

© TAKARAJIMASHA,Inc. All Rights Reserved.

おいしく食べきる!菜園レシピ 【第13回】キャベツ&ソラマメ

キャベツ&ソラマメ

掲載:21年4月号

サクラが咲いて寒さが和らぐとキャベツの季節です。

アオムシにも負けずにずっしりと結球した、台所のうれしい主役野菜。

無農薬で育てると、えぐみのある外葉は虫に食べられ、おいしい葉が内側に巻きます。

玉の内側だけでなく、硬めの葉や芯まで余さずおいしくいただきましょう。

ソラマメは鮮度が命。家庭菜園ではぜひキャベツと一緒に育てて、穫れたてを味わってください。

レシピを教えてくれるのは、竹内家の料理長・裕子さん。

竹内家は長野県安曇野市でエコ菜園の教室を開いており、自給自足ライフを発信しています。

キャベツたっぷりメンチカツ

芯まで丸ごとおいしく食べる、軽い食感のヘルシーメニュー

千切りした春キャベツは、芯や外側は炒めてメンチカツに、柔らかい内側は生で。

丸ごとおいしくいただきます。

材料 ※約10個分

○豚ひき肉...150g

○塩麹...大さじ1

○おから...50g(またはパン粉...大さじ6)

○ニンニクすりおろし...1かけ分

○ナツメグ...少々

○コショウ...少々

○キャベツ...5枚(3枚分をメンチカツに、2枚分は仕上げに皿に添える。メンチカツに入れる分は外葉、芯でもよい)

○タマネギ...1/3個

○塩…少々

○油…大さじ1

○小麦粉…大さじ3くらい

○卵…1個

○パン粉…適量

○揚げ油…適量

○ソース…適量

つくり方

❶ 豚ひき肉に塩麹を入れて粘りが出るまでよくもんでおく。おから(またはパン粉)、ニンニクすりおろし、ナツメグ、コショウを加えて混ぜる。

❷ キャベツは葉を半分にして重ねて丸め、繊維を断つように端から1㎜幅の千切りにする。添える分は水に数分さらした後、水を切っておく。

❸ タマネギをみじん切りにする。

❹ 千切りしたメンチカツ用のキャベツと❸ に塩少々を加え、油でしんなりするまで炒める。冷めたら❶に加える。

❺ ❹を10等分にして俵形など好きな形に整え、小麦粉→溶き卵→パン粉の順につけ、170~180℃の油で数分間、きつね色になるまで揚げる。

❻ 皿に盛り、千切りキャベツを添える。お好みでソース(我が家は自家製ウスターソース)をかけて。

キャベツとソラマメのアンチョビ炒め

初夏ならではの味わいは、キャベツの外側の葉も香ばしく

多少青くささのあるキャベツの外側の葉も、しっかり炒めると 香ばしさとコクのある味わいで楽しめます。

ビールがおいしくなる初夏、 キャベツとソラマメが同時に収穫できる時季限定のレシピです。

材料  ※つくりやすい量

キャベツ...2

ソラマメ...サヤから出したもの10粒くらい

ニンニクすりおろし...少々

アンチョビ...2

オリーブ油...大さじ1

...少々

黒コショウ...少々

つくり方

❶キャベツは数cm角に切る。

❷フライパンにニンニクすりおろし、刻んだアンチョビ、オリーブ油を入れて弱火にかけ、香りが出たらソラマメと❶のキャベツを入れ、中火で焼き色がつくほどまで炒める。

❸仕上げに塩、黒コショウを振る。

レシピ・監修/竹内裕子

たけうち・ゆうこ●長野県安曇野市でエコ菜園の教室を開く竹内家の主婦。野菜を生かした料理やお菓子が、自然菜園スクール生に大人気。病院での管理栄養士、有機栽培農家での料理番などの経験も生かし、四季折々の旬の野菜を毎日おいしく食べられる工夫を探求中。「春のキャベツが穫れ始めるころは、陽光まぶしく夏野菜の定植や田植えも目前。収穫のうれしさと農繁期の始まりを同時に感じます」。

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