今年も各地で梅雨入りし、家で過ごす時間が増えてきました。じめじめとスッキリしない日には、美味しいコーヒーがあるとリフレッシュできますね。カフェや通販で好みの豆を買ってドリップするのも醍醐味の一つですが、家事や畑仕事などの合間には、手間をかけずに飲みたいなと思うときもしばしば。そんなシーンにとてもお役立ちのコーヒーを紹介します。
唐突ですが、「INIC coffee」(イニックコーヒー)をご存じでしょうか。
パッケージなどの見た目は可愛らしい「INIC coffee」ですが、中身は結構な硬派、というか実力派。
それにちょっと不思議な名前ですが、その由来は記事の後半で。
とにかく簡単! 超画期的! 本格ドリップド・コーヒーパウダー
本格ドリップド・コーヒーパウダー「INIC coffee」(イニックコーヒー)。「スティックならインスタントと変わらないのでは…?」と思う方も多いでしょう。しかし、「INIC coffee」はちょっと違います。
実は「INIC coffee」は、ドリップド・コーヒーパウダーという、ドリップしたコーヒーの繊細な風味、香りをそのままパウダーにしているコーヒー。お湯で溶かすだけで、淹れたての香り高いコーヒーを楽しめます。
インスタントで感じがちな雑味、後に残るえぐみがほとんどないというのも、うれしい特徴です。
「INIC coffee」は、35種類以上のコーヒーを展開している人気のコーヒーブランド。ラインナップの多さも驚きですが、そのなかでも読者の皆さんのライフスタイルにおすすめなのが、先日発売されたシリーズ「Beans Aroma Fine cups」です。
いま世界のスペシャルティコーヒー界で高い評価を集める産地のシングルオリジンコーヒーが味わえる商品になっています。
今最も注目されている産地の美味しさが、お手軽に味わえる「Beans Aroma Fine cups」シリーズは、全3種。
その産地とは、イルガチェフェ(エチオピア)、エルサルバドル、ホンジュラス。
それぞれの産地特有の味を楽しむには、ミル、ドリッパー、フィルターなどの器具に、適切な温度のお湯、高度なハンドドリップ技術……と、なにかと用意が必要ですが、「INIC coffee」は、お湯だけあればOK。ハンドドリップでしか味わえなかった繊細な風味と香りを、お湯で溶かすだけで味わえます。
筆者も、はじめは半信半疑でしたが、ひと口飲んで驚き。ドリップで淹れた味、そのものなんです。
「コーヒーには一家言あります!」もしくは「手軽さ優先、味は二の次」という人にこそ、パウダーという先入観は一度捨てて試してみてほしいです。
それでは、「Beans Aroma Fine cups」シリーズの3つの産地について詳しく紹介していきましょう。
今回は、「INIC coffee」を展開する愛知県名古屋市の企業「パウダーフーズフォレスト株式会社」の広報担当・松葉郁奈さんに、いろいろとお伺いしました。
“香りの女王” イルガチェフェ エチオピア
華やかな香りの女王 イルガチェフェ エチオピア。瓶(14~28杯分)¥2,678、スティック(12本)¥1,987、スティック(3本)¥562 ※すべて税込み価格
「エチオピアのイルガチェフェ地域で生産される豆は、世界から高い評価を集めています。そのなかでも、欠点豆が最も少ないトップグレードのG-1だけを使用し、イルガチェフェならではのシトラス系のフレーバーと華やかな香りを引き出しました。
コーヒー豆が元々果実であることを実感できるフルーティー感、一度飲んだら忘れがたい、華やかな香りとボディ感をお楽しみください」(松葉さん)
明るい酸味のエルサルバドル
パッと明るい酸味 エルサルバドル。瓶(14~28杯分)¥2,678、スティック(12本)¥1,987、スティック(3本)¥562 すべて税込み価格
「中南米に位置するエルサルバドルで生産されるコーヒーは、伝統にとらわれない姿勢や繊細な味わいが支持され、バリスタの世界大会で使用されることも多いです。『Beans Aroma Fine cups』では、そのなかでも最高等級SHGグレードのみを使用しています。
アプリコットのように明るい酸味とクリーンな飲み口。苦味だけではないコーヒーの新しい一面と出合うことができる味わいです」(松葉さん)
果実の恵みとコク ホンジュラス
果実の恵みとコク ホンジュラス。瓶(14~28杯分)¥2,678、スティック(12本)¥1,987、スティック(3本)¥562 すべて税込み価格
「エルサルバドルと隣り合うホンジュラスも、世界有数のコーヒー生産国。日本ではまだ馴染みが少ないかもしれませんが、スペシャルティコーヒーの品評会で入賞が相次ぐなど、高品質な豆の生産地として注目を集めています。
ベリーのようなみずみずしい酸味、ほどよいコクと苦みの軽やかなバランスは、朝昼晩、どのようなシーンでも飲みやすい味わいです」(松葉さん)
INIC coffee
【Beans Aroma Fine cups】
スティック4g ✕ 3本:562円
スティック4g ✕1 2本:1,987円
55gボトル(通常14杯、薄め28杯分):2,678円
■INIC coffee公式オンラインストア
https://www.inic-market.com/
本格ドリップド・コーヒーパウダーの美味しい飲み方
パウダー状の「INIC coffee」。一体どうやって美味しいコーヒーを作るのでしょうか。
それは、
80~85℃のお湯を注ぐだけ。
なんて簡単!
とにかく簡単! お湯を用意して、たった5秒で本格的なコーヒーが味わえます。
「さらさらとした、きめ細かい独自の超微顆粒パウダーは、マドラーを使わずとも溶けていきます。だから、洗い物も少なくて済みます。ただし、温度が高すぎると香りが飛びやすくなるのでご注意を。目安としては、沸騰したお湯を一度別の容器に移すと、80~85℃になります」(松葉さん)
動画を見ていただけるとわかるのですが、本当に簡単! 動画では、定番商品のスムースアロマを使用しています。
キャンプや外遊びにも!
とても簡単に楽しめるコーヒーパウダーなので、キャンプや外遊びに最適。
梅雨が明ければ待ちに待った外遊びの季節。何はなくとも、外でコーヒーを飲むだけで清々しい幸せな気分になれるから不思議なものです。
スティック1本とお湯があれば、アウトドアで美味しいコーヒーが瞬時に楽しめる!
「INIC coffee」なら、スティック1本とお湯(150mLが1杯の適量)があれば、カフェやハンドドリップのコーヒーと同じ味わいをどんなフィールドでも味わえます。荷物もコンパクトになるし、ゴミが少ない! すごく、便利です。
アウトドアでコーヒーを淹れて飲む場合、特に大人数のときは、人数分を美味しくドリップしないといけない……。コンパクトなケトルを使うので、何度もお湯を沸かしたり、時間がかかってしまう……。「さあ、飲もう!」というときには、すでに冷めかかってしまっている人もいたりまします……。
その点、「INIC coffee」はスティック1本が美味しい1杯なので、「さあ、コーヒーでも飲もうか」というときでも、待たせることなくみんなで淹れたてを楽しむことができます。
お湯を沸かす環境でない場合は、もちろん、保温ボトルのお湯も使えます! 「INIC coffee」は、80~85℃のお湯が最適温なので、出かける前に「INIC coffee」と保温ボトルに熱湯を入れて持っていくだけ。それぞれの環境によっても変わりますが、最近では、6時間も80℃をキープしてくれる保温ボトルもあるので、活用したいところですね。さらに、インスタントコーヒーよりもお湯に溶けやすいので、マドラー要らず! 飲み終わりに「濃くて、苦い……」なんてこともありません。
「最初から保温ボトルにお湯とパウダーを入れて持っていけばいいじゃん!」と思う人もいるかと思いますが、それは間違い! 作りたては、とても香り豊か! そのひと手間だけで、ブレイクタイムの質が変わります。アウトドアシーンでは、150mL以上入るコップ付きの保温ボトルを持っていけばパーフェクトです。※コップに湯を注ぐ際は、火傷に注意してください
「INIC coffee」なら、アウトドアはもちろん、農作業の休憩でも最高のコーヒーを楽しめます。
「最近はスペシャルティコーヒーを提供するカフェや、希少豆を通販で購入できる機会が増えました。また、コロナ禍を経て、コーヒーをこだわって選ぶ方や自宅でドリップに挑戦するようになった方も多いでしょう。
しかし、いつもの日常のなかで上質なコーヒーを手軽に味わえるかというと、まだ遠い印象です。
カフェで使われるような最高品質の豆をいつでも味わえる『Beans Aroma Fine cups』は、プロフェッショナルの領域と私たちの日常をつなぐ存在。
ハンドドリップコーヒーの再現性の高さに驚くプロも多く、バリスタチャンピオンや有名カフェともコラボレーションしているんですよ。近年はアメリカやシンガポール、マレーシアなど海外でもお取り扱いいただいたり、愛飲してくださる方が増えています」(松葉さん)
左:バリスタ世界チャンピオンTurner氏とのコラボレーション。右:日本のスペシャルティコーヒー界を代表するカフェの一つ、TRUNK COFFEEとのコラボレーション。
さて、冒頭に少し触れた「INIC coffee」の由来ですが、気づいた人は鋭いですね。まだピンとこない方も、一度飲んでもらえば腑に落ちるはずです。
その名前の由来はIt’s Not Instant Coffeeの頭文字なんです。
It’s Not Instant Coffee
(直訳)インスタントコーヒーではありません
今回紹介してきたように、もはやインスタントコーヒーとは違う、新しい第三のコーヒースタイルといえます。
「5秒で本格コーヒー」
これで毎日のコーヒーブレイクの質が上がり、仕事や趣味の時間もさらに充実していくはず!
都会から離れて大自然を楽しむ人こそ、家に常備をおすすめします!
■INIC coffee公式オンラインストア
https://www.inic-market.com/
INIC coffee Beans Aroma アソート スティック 18本 コーヒーギフトセット【3つの産地が楽しめるアソートセ...
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