福島県の中央に位置する17市町村で形成された「こおりやま広域連携中枢都市圏(こおりやま広域圏)」。住民が安心して元気に暮らせるよう、災害の備えや健康寿命の延伸など「気候変動対応型全世代健康都市圏」を目指しています。移住のニーズも重視している17市町村の概要と移住情報を紹介します。
掲載:2023年10月号
「こおりやま広域圏」とは
社会において誰もが安心して暮らせるよう、郡山市を含めた近隣市町村で連携。「広め合う、高め合う、助け合う」を合言葉に、地域活性化や住民サービスの向上に取り組んでいます。人口減少対策の観点から、移住・定住の促進も重視。移住情報の発信や「こおりやま広域圏地域体験ツアー」の実施など、交流人口の拡大にも努めています。また、健康、気候変動、産業など17項目のゴールを設定したSDGsの達成に向けて各市町村が連携しているのも大きな特徴です。
●お問い合わせ:こおりやま広域圏 ☎024-924-2021(郡山市政策開発課内)
https://www.city.koriyama.lg.jp/site/koikiken/

【のどかな田舎暮らしも】
安達太良山(あだたらやま)の麓に広がる田園風景と、民家を囲む屋敷林「いぐね」。大玉村は、「日本で最も美しい村」連合に加盟。(大玉村)

【便利な都会的な暮らしも】
福島県内では最も高いビル「ビッグアイ」。(郡山市)

【子育ての環境や支援体制が充実していて安心!】
約8000㎡の屋外あそび場のほか、屋内あそび場や英国庭園がある「プリンス・ウィリアムズ・パーク」。(本宮市)

【福島のシンボル「磐梯山(ばんだいさん)」と「猪苗代湖(いなわしろこ)」も広域圏】
磐梯山とその周辺エリアは「日本ジオパーク」に認定。(猪苗代町、磐梯町)

【清流が流れる観光名所もあちこちに点在】
「ふくしまの遊歩道50選」や「福島遺産100選」に選ばれている「山鶏滝(やまどりのたき)」。(平田村)

【郷土玩具や郷土芸能など、長い歴史と伝統を受け継いでいます】
全国的に有名な玩具の「三春駒」や「三春張子人形」の発祥地である高柴デコ屋敷。(郡山市)

【春は数多いサクラの名所を巡るのも楽しい!】
「日本三大桜」の1つ「三春滝桜」。国の天然記念物に指定されている。(三春町)
次のページでは、「こおりやま広域圏」17市町村のうち
郡山市、須賀川市、二本松市、田村市の4市を紹介します!
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