(答え)宍粟市=しそうし
兵庫県土の7.8%を占める宍粟市。その約9割が山林であり、「森林王国」とも呼ばれていますが、京阪神エリアまで1時間半程度と都市部へのアクセスが良好です。兵庫県下最高峰の氷ノ山(ひょうのせん)の三ノ丸、第二峰の三室山(みむろやま)、第三峰の後山(うしろやま)をはじめ、1000mを越える山が25座もあります。広大な山々からは、清冽でおいしい天然水が豊富に湧き出ていて、市内には水汲み場も点在しています。豊かな森林と清流、悠久の歴史と文化に育まれた宍粟市は、四季をめぐり、まちを巡り、心安らぐときを過ごすことができます。
2023年10月の情報です。
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掲載:田舎暮らしの本 2023年10月号
美しい自然で溢れる宍粟市では四季折々の楽しみ方があります。春には、絶滅危惧種に指定されているクリンソウの群生(国内最大級であり約40万株咲く)や、兵庫県指定文化財に指定される千年藤の開花を鑑賞でき、夏にはカヌーやSUPが楽しめる音水湖(おんずいこ)のほか、揖保川(いぼがわ)や千種川(ちくさがわ)では鮎やアマゴ釣りができます。秋には国内外のカエデ三千数百本を植栽している「最上山(さいじょうさん)公園もみじ山」をはじめ、赤西渓谷や福知渓谷などで紅葉狩りができ、冬には宍粟市北部に2カ所あるスキー場でウィンタースポーツなどが楽しめます。また、市内を走る路線バスは市内であればどこまで行っても200円で乗車可能です。
行政面積の658.54㎢のうち約9割が山林の宍粟市は、山間に集落が点在していて、農業や林業が盛んです。棚田のある地域も多く、波賀町飯見(はがちょういいみ)地区の「飯見の棚田」と一宮町山田地区の「山田の棚田」は、農林水産省の「つなぐ棚田遺産」に選定されています。写真は、「播磨風土記」にも記載があり1300年前から米づくりがされていた「飯見の棚田」です。
「日本紅葉の名所100選」に選定された「最上山公園もみじ山」は、日本のカエデ約3000本、世界各国のカエデ約400本が植栽されています。紅葉の最盛期には山全体が燃えるように美しく、重なり合うカエデによってつくられた紅葉のトンネルの遊歩道は一面が真紅に染まります。夜間にはライトアップもされ、多くの紅葉狩り客で賑わいます。
鮎の友釣り発祥の地である市内山崎町の「揖保川」や、「名水百選」にも選ばれた清流「千種川」をはじめ、宍粟市内を流れる川には多くの釣り人が訪れます。
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