栃木県の東部に位置する那須烏山市は、JR烏山線が東西に走り、市内に5つの駅がある便利なまち。八溝山系の山々の緑、那珂川・荒川・江川等の清流、連なる田畑、里山と農村地帯が広がる自然豊かな環境で、その中に集落と市街地が点在しています。また、中世より烏山城の城下町として栄えた歴史あるまちでもあり、烏山城跡や近代化遺産、烏山和紙、ヤナ場など、この地の自然と古くからの歴史に育まれた文化資源・観光資源が豊富です。特に「烏山の山あげ行事」は、日本の「山・鉾・屋台行事」として、ユネスコ無形文化遺産に登録された移動式の野外歌舞伎舞踊です。
2023年12月の情報です。
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掲載:田舎暮らしの本 2023年10月号
「山あげ祭」は国指定重要無形民俗文化財「烏山の山あげ行事」と八雲神社の神輿などで構成される那須烏山市最大の祭。幅7m、高さ10m以上の山と、奥行き約100mの舞台装置一式を、公演ごとに組み立てて、所作狂言(歌舞伎)などの余興を奉納し、解体、移動を1日6回程度、3日間に渡って繰り返し、町中を巡行します。
「国見の雲海」は、標高266mほどの国見峠の頂上付近から那珂川沿いに見られます。国見の雲海は流れていく様子が見もので、条件がそろえば日光連山や那須連山まで一面が雲海となります。雲海の見頃は、10月下旬から11月下旬で、日の出から午前8時ぐらいまで。また、12月に入り気温が氷点下になると、夜明け前から川霧が雲海になり、更に日差しにより地面から立ち上がる湯気で再び雲海が発生、午前10時ぐらいまでは雲海を楽しむことができます。いずれも条件が整った時だけ見られる貴重な光景ですが、川霧から発生する雲海は、流れが大きくダイナミックです。
JR烏山線、滝駅から徒歩5分の場所にある「龍門の滝」。江川にかかる幅65m、高さ20mからなる大滝で、滝の中段に、男釜と女釜の2つの甌穴(おうけつ)があり、大蛇が住んでいたといわれることが由来になっています。滝周辺は遊歩道が整備されており、春は桜、秋は紅葉の名所としても知られています。
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