にかほ市は、秋田県の沿岸部最南端に位置する四季折々の魅力あふれるまち。春には県内最速で桜前線が到達し、勢至(せいし)公園の約千本のソメイヨシノが鳥海山(ちょうかいさん)を背景に咲き誇ります。夏には、岩牡蠣やアワビなど、日本海の恵が食卓を彩り、市内各地で行われる夏のイベントで賑わいます。秋には紅葉に彩られた山々や高原でトレッキングやサイクリングを楽しむことができます。冬は、秋田県内でも最も降雪量が少ない地域で、ちょうどよい雪国暮らしを体感できます。ハタハタ漁やタラ漁で港に活気があふれ、食卓でも鍋や郷土料理で楽しめるほか、浜辺ではブリコ(ハタハタの卵)が絨毯のように敷き詰められた珍しい現象が風物詩として見られます。
2023年12月の情報です。
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掲載:田舎暮らしの本 2023年10月号
山から日本海まで直線距離で約16㎞。その間には変化に富んだ自然が凝縮され、山、海の食材が豊富にあり、山と海を1日で満喫できるコンパクトなまちです。写真は標高2,236m、東北第2位の高さを誇る雄大な独立峰・鳥海山。山の5合目から海岸まで続く鳥海ブルーラインは格別のドライブコースです。高山植物の花畑が見られるシーズンは登山客でにぎわいます。「日本の夕陽百選」のひとつでもある象潟(きさかた)海水浴場を有する海岸では、赤い太陽が徐々に海岸線へ沈んでいく絶景を楽しむことができます。また海水の透明度が高く「快水浴場百選」「日本の渚100選」にも選定されています。近くにはバーベキューも可能なキャンプ場もあり、夏季には海のアクティビティが楽しめます。
元滝伏流水(もとたきふくりゅうすい)は、鳥海山に染み込んだ水が長い歳月をかけて溶岩の末端崖から溢れ出す湧水がつくる滝です。滝の大きさは落差約5m、幅約30mで、湧き出す水の水温は一年を通してほぼ10度です。夏になると、冷たい湧水と周囲の気温との温度差によって滝の周りに霧が生じ、コケに覆われた溶岩の表面が霧の中に浮かんだような、幻想的な景観をつくり出します。
夏には道の駅に岩牡蠣を求めて行列ができます。ミネラル豊富な鳥海山の伏流水が、エサとなるプランクトンを豊富に育むので、にかほ市の岩牡蠣は絶品。とろりと濃厚な味わいです。
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