掲載:2024年2月号
冬晴れの朝、霧氷(むひょう)をまとう草木の向こうに
雪化粧の白馬三山(はくばさんざん)を望む
左から、ピラミッドのようにとがった山が白馬鑓ヶ岳(しろうまやりがたけ)、山頂が平らな山が杓子岳(しゃくしだけ)、そして、白馬岳(しろうまだけ)。
この3つの山は白馬(はくば)連峰のなかでも、特に白馬三山と呼ばれる。
1月、朝の気温は氷点下12℃と非常に低い。
姫川(ひめかわ)からは靄もやが立ち上り、草木には霧氷がびっしりと付き、空気中にはダイヤモンドダストがキラキラと輝いていた。
雄大な山岳風景が広がり、川や雪原と調和して美しい。
長野五輪の会場にもなった白馬村は、もともとウインタースポーツが盛んな地域で、近年は外国人観光客が増加しているようだ。
文・写真/佐藤尚
さとう・たかし●風景写真家。1963年、福井県生まれ。少年期を南米・ペルーで過ごす。47都道府県の農村や自然などを対象に撮影を続ける。 http://www.satophoto.net
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