秋田県の北西部に位置する能代市(のしろし)。日本海や白神山地(しらかみさんち)の山々、米代川(よねしろがわ)などの豊かな自然が身近にありながら、病院やショッピングモール、公共施設など便利な都市機能も充実したまちです。四季がはっきりしていて、伝統文化や食、暮らしの中に季節ごとに楽しみ方があります。
全国の鉄道ファンから愛される人気のローカル線「JR五能線(ごのうせん)」の起点駅があるのも能代市。また、「バスケの街」としての知名度も高く、バスケットボールに特化した「能代バスケミュージアム」があります。バスケアニメに登場する高校のモデルになったという学校は、最近のバスケットボール人気の高まりとともに、国内外の熱心なバスケファンやアニメファンから注目を集めています。
能代市の海岸沿いに連なる砂防林「風の松原」。幅1㎞、総延長14㎞の広大な土地に約700万本の松が植えられており、その規模は全国最大級といわれています。日本海の強い海風による飛砂から能代のまちを守る松林には、子どもたちが遊べる木製アスレチックや散策路が整備され、市民の憩いの場としても親しまれています。
(写真提供:NPO法人能代観光協会)
雪が積もる時期の特別な楽しみ方「かんじきウォーク~風の松原めぐり~」。かんじきを履いて、ガイドの案内で、普段は行けない場所などを散策するイベントです。雪の上に残る動物の足跡を探しながら松林を歩きます。毎年2月に開催。
喜久水酒造の日本酒貯蔵庫は、旧国鉄「鶴形(つるがた)トンネル」を改造したもの。国鉄時代の雰囲気がそのまま残る全長100mのトンネルは、1年を通して温度が12℃に保たれているため、日本酒の保存と熟成に適しています。トンネル地下貯蔵庫や能代市万町(あらまち)にある酒蔵は、4月~10月に見学できます(予約制)。その様子はYouTubeチャンネル「のしろ暮らす」でも見ることができます。
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