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- 入手困難!大人気ご当地グルメを開発!「万倉の大岩ゴロゴロカレー」で地域活性化&JR美祢線の利用促進企画を考案…驚きの成果とは?|山口県美祢市住みます芸人・快盗スズメ
| JR美祢線の利用促進
快盗スズメとウッチィさんは、地域おこし協力隊のミッションとして、ローカル鉄道の利用促進にも取り組んでいます。最後に、詳しく教えてもらいました。
「JR美祢線の利用促進にも力を入れていまして、イベントのMCや企画もやらせていただいています。特にYouTubeでの配信なんですが、制作中の『美祢線12駅物語』は好評で、これは相方の関が史実をもとに脚本、作画をし、動画を作り、主に関、白川、ウッチィの3人でアテレコをして作っています。我々は『デジタル紙芝居』と呼んでいるのですが、『美祢線12駅物語』の完成後は、美祢線にまつわるお芝居も考えており、現在は、役者経験のある関、ウッチィが中心となり、『演劇ワークショップ』を美祢市にある公民館などで月に一度行っています」
「YouTubeで制作中のデジタル紙芝居『美祢線12駅物語』。山陽小野田(さんようおのだ)市、美祢市、長門(ながと)市を繋ぐJR美祢線を盛り上げようと始めた企画です」
「美祢市にある公民館などで月に一度行っている演劇ワークショップの様子です。関先生チョイスの台本が難しいときもありますが、みんな上手に演じることができていて驚いています! 遊びに来る感覚で参加できますので、気になる方はぜひ!」
「JR美祢線全線開通100周年プレイベントでは、おいでやすこがの二人や、鉄道大好き芸人の鈴川絢子さん、山口県住みます芸人全員に出演していただき、肝いり企画の団体臨時列車『お笑い列車』を走らせました。ただ、花を添えたつもりだったのですが、2023年6月末からの大雨でJR美祢線は大きな被害を受けてしまい、現在も運休しており、代行バスでの運行を余儀なくされている状況なんです……」
「2024年3月に全線開通100周年を迎えた美祢線のプレ記念事業として、特別なヘッドマークを付けた特別列車『お笑い列車 IN 美祢線』が厚狭(あさ)駅での写真です」
「『お笑い列車 IN 美祢線』と題して、日帰り列車ツアーを行いました。そのときのチラシです」
「100周年にあたる2024年3月23日のちょうど1年前にお披露目した100周年記念のラッピング車両です。ウッチィが駅員の帽子を模して作ったバルーン帽もいい感じですね」
「もちろん被害は美祢線だけではなく、美祢市全域であり、大変悲しい思いもしました。そこで、吉本興業が被災地支援として企画している、観覧無料のお笑いライブ『よしもとあおぞら花月』を美祢市でも実施させていただき、ゲストにハイキングウォーキングさんを迎え『MINESHI元気が出る! お笑いLIVE』として開催させていただきました。
なるべく早く、美祢線が復旧することを願いつつ、現地でできることを考えて、行動を起こしていきたいと思っています」
「よしもとあおぞら花月『MINESHI元気が出る! お笑いLIVE』の出演者たちと会場で撮った写真です。美祢市のなかでも特に被害の大きかった厚保(あつ)地域と断水の被害が多かった来福台(らいふくだい)で開催しました」
「今は地域おこし協力隊でもあるので生活できていますが、協力隊の任期が終わった後も美祢市で生活していくために、住みます芸人として生業を立てないといけないんですよね。
そのためにも今できることを一生懸命やる!
石の上にも三年。結果は後から付いてくると思っています。
・・・多分」
山口県美祢市の豊かな自然とともに息づく、快盗スズメとウッチィさんの活動は、地域の魅力を再発見し、地域コミュニティを活性化させる素晴らしい取り組み。この記事を通じて、快盗スズメの活動がもたらすポジティブな影響が、より多くの人々に届き、広く認識されることを願っています。地域の皆さんと一緒に築き上げた「夢プラン」が、これからも美祢市のポテンシャルを「ぶち上げる」力となるでしょう!
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