最寄り駅が徒歩圏内にあり、車で10分圏内に多くの生活関連施設が揃う便利な住宅地にありながら、2台分の駐車場と81坪の菜園スペース付き。しかも、おおむね補修不要という理想的な物件だ。総合的に考えると550万円はむしろリーズナブルといえる。
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佐用町のオススメ「花と野菜」スポット&グルメ
2024年8月の情報です。
すでに契約済みの場合があります。
最新情報は 佐用町空き家バンク をご覧ください。
増築・リフォーム済みの
住み心地良好な9DK
「庭と菜園がある日当たり良好な南向きの物件です」と、商工観光課の西田さん。
古くから交通の要衝として発展し、上月(こうづき)城跡などの史跡が往時をしのばせる、佐用町南西部の上月地域。ホタルのまちとして親しまれるとともに、「佐用もち大豆」をいち早く栽培してきた地域としても知られる。
「2019年に国の地理的表示保護制度に登録された佐用町の特産物が『佐用もち大豆』。大粒でモチモチとした食感と強めの甘味が特徴です。種はJA佐用で販売しており、個人でも栽培できますが、収穫物の譲渡や出荷には手続きが必要です」
そう話すのは、商工観光課の西田千廣(にしだちひろ)さん。その「佐用もち大豆」を育てる拠点としてもイチオシなのが、千種川支流の佐用川西岸、出雲街道沿いに立つ物件だ。JR姫新線上月駅から約400mと、鉄道での通勤・通学に便利。周辺は旧上月町の中心地で、今も役場支所、JA、郵便局、学校などが揃い、生活環境として申し分ない。
家屋は空き家になってから10年余りが経過し、多少の床のたわみや天井に傷みがあるものの、DIYでも対処できそう。20年前には増築・リフォームされ、現在は9DKのゆとりある間取りになっている。
「玄関を含む西側の日本家屋に、増築された東側の建物が付属する構造になっており、新旧のコントラストが楽しめます」
と、西田さん。現代的なシステムキッチン、快適なユニットバスや水洗トイレなど、特に水回りの充実ぶりが目をひく。
駐車場は北側の町道に面して軽自動車なら2台分程度のスペースがあり、玄関のある南側にゆったりとした庭と、現在は近所の人に貸している畑が付属。目の前でガーデニングと野菜づくりを楽しめることが、この物件の一番の魅力だろう。
【間取り図】
【物件データ】
- 住所:兵庫県佐用町
- 価格:550万円
- 間取り:9DK
- 土地:123坪・409㎡
- 延床:54坪・180㎡
- 菜園:81坪
- 地目:宅地
- 地勢:平坦地
- 法令制限:都市計画区域外
- 築年数:築62年
- トイレ:水洗トイレ
- 交通アクセス:姫新線上月駅より徒歩約5分。中国縦貫自動車道佐用ICより車で約12分。土砂災害警戒区域。
- 近隣情報:役場上月支所へ約300m、上月保育園へ約600m、上月小学校へ約600m、上月中学校へ約800m。
- 設備等:上月地域にある木造瓦葺き2階建て。北側に幅約2.5mの舗装公道。
【問い合わせ先】
佐用町役場商工観光課 ☎0790-82-0670
写真で見る物件詳細
| 築62年9DK物件を紹介
洋室
玄関正面の洋室6畳は各部屋を結ぶホールのような印象。この奧にも6畳の洋室がある。
キッチン
イチオシ!
スタイリッシュなシステムキッチンには、ガスオーブンや食洗器をビルトイン。
2間続きの洋室
2階にある2間続きの洋室は屋根裏部屋のような趣。倉庫や趣味の空間に使えそう。
洋室
増築部分に設けられた洋室は9畳とゆったり。庭に面した掃き出し窓と出窓がある。
縁側を併設した和室
南側に縁側を併設した6畳と8畳の和室。庭の眺めが開放感を際立たせる。
浴室・トイレ
左/明るい内装のユニットバス。少し汚れはあるが全体として状態はいい。熱源はガス給湯器。右/公共下水道に接続済みの水洗トイレ。温水洗浄機能付きで、見栄えのいいタンクレス。
畑
庭の南側にある81坪の畑。必要なら徒歩約5分の場所に22坪の田(現況は畑)も付く。
物件の菜園や畑で育てやすい作物
佐用もち大豆、ピーマン、黒豆、自然薯、ソバなど。
佐用もち大豆も育てられます!
担当者に聞く!
佐用町での菜園の楽しみ方
「水はけのよい肥沃な土地と寒暖差のある気候に恵まれ、『佐用もち大豆』をはじめ上質な作物が育ちます。農業を学びたい方向けには『さよう農の匠養成塾』を開講しています」(中本さん)
佐用町菜園&庭付き物件Q&A
Q. 空き家バンク物件の相場は?
A. 空き家バンクには現在35件前後が登録され、価格帯は100万~800万円が目安です。菜園付き物件でも相場はそれほど変わりません。
Q. 菜園や庭付き物件の割合は?
A. 今年度初めの時点で6割程度の物件に、農地または家庭菜園可能なスペースが付属。強いて言えば現状では南光地域が多めです。
Q. 菜園付き物件はどんな人に人気?
A. 30代~70代の幅広い年代から希望があります。シニアの方は家庭菜園程度、若い世代は就農を見据えた広い農地を求める傾向があります。
↓↓ 次ページでは、物件の周辺環境を紹介! ↓↓
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