【検証】ネットに書かれた黄ばみの落とし方は有効なのか
今回、検証してみた黄ばみの落とし方は、以下の3つです。
・食器用洗剤+歯ブラシ
・酸素系漂白剤+重曹+スチームアイロン
・ネットで話題のオキシ漬け
どの方法も、去年の夏に洗ってからタンスにしまっていたTシャツで試してみました。どれも頑固な黄ばみがついてしまい、洗濯だけでは落ちきれずにタンスにしまわれたままの状態。さて、Tシャツの黄ばみは落ちるのでしょうか。
食器用洗剤+歯ブラシ
まず、試してみるのは、食器用洗剤と歯ブラシ(柔らかめ)を使う方法です。衣服の汚れなのに、「食器用洗剤?」と思うかもしれませんが、油汚れを落とす力が優れているので、あまり時間が経っていない黄ばみや、薄めの汚れに威力を発揮するんです。
【落とし方】
1.黄ばみが気になる部分を水でしっかり濡らす。
2.黄ばみ部分に食器用洗剤を数滴垂らす。
3.柔らかめの歯ブラシで軽くこすって、汚れを落とす。
※強くこすってしまうと、服が傷む原因になるので注意。
4.生地に洗剤が残らないように、しっかりと洗い流す。
5.洗濯機で通常通りの洗濯をする。
【結果】
食器用洗剤と歯ブラシという家にあるもので、ササッとできるのがいいですよね。今回の汚れは、時間が経っていることや黄ばみが濃かったので、少し残ってしまいました。時間が経っていない黄ばみであれば、もっときれいになっていたかもしれません。
酸素系漂白剤+重曹+スチームアイロン
酸性の黄ばみ汚れを落とす効果がある、弱アルカリ性の重曹と酸素系漂白剤の合わせ技。このふたつを混ぜて使うだけでも汚れを落とせそうですが、ここにスチームアイロンのスチームの熱を加えることで、アルカリ性洗剤の力を強められるんです。
【落とし方】
1.酸素系漂白剤と重曹を1:1の割合でお湯に溶かしてペースト状にする。
2.黄ばみが気になる部分を水でよく濡らしてから、ペーストをたっぷり塗る。
3.ペーストを塗った部分にアイロンのスチームをしっかりとあてる。
※高温だと、衣服を傷めてしまうので注意。
4.服にペーストが残らないように、しっかりと洗い流す。
5.洗濯機で通常通りの洗濯をする。
【結果】
襟の端っこは塗りが足りなかったのか、ちょっと黄ばみが残ってしまいましたが、ほかの部分は目立たないくらいきれいになりました。スチームをあてると、どんどんきれいになっていくのが目に見えてわかるのでぜひ試してみてください!
今回はスチームアイロンを使用しましたが、アイロンがない際は、ペーストをたっぷり塗ったあとに、40~60℃のお湯に2時間ほど(お湯が冷めるまで)漬け置いても効果が得られます。ただ、時間がかかるのでスチームアイロンを使うのがおすすめです。
ネットで話題のオキシ漬け
お笑い芸人のザ・マミィの酒井貴士さんがXで汚い枕カバーがきれいになったとポストしたことで話題となった“オキシ漬け”。酸素系漂白剤のオキシクリーンをお湯で溶かして、衣服を漬け置くだけ、というずぼらさんでも手軽にできるのが魅力です。
【落とし方】
1.ゴム手袋をして、40~60℃にお湯にオキシクリーンを入れて溶かす。入れる量はお湯4ℓに対して、オキシクリーンをスプーン1杯、またはキャップ1杯。
2.1に服を入れて、20分ほど漬け置きする。
※漬け置き時間は最大で6時間まで。
3.時間が経ったら、服を流水ですすいで、軽く絞る。
4.洗濯機で通常通りの洗濯をする。
【結果】
オキシ漬けをしただけで、汚れた部分を揉み洗いしたり、ブラシでこすったりしたわけでないのに、黄ばみが見事に落ちました。漬け置きしていた水をみると、茶色っぽくなっています。洗ってからタンスにしまっていたはずなのに、こんなに汚れていたんだ……と少しばかりショックを受けました。しかし、それはオキシ漬けの汚れを落とす効果が抜群という証拠ですね。
おまけとして、数日前に赤ワインを盛大にこぼしてしまったTシャツにもオキシ漬けを試してみました。Tシャツは、こぼしてすぐに洗ったのですが、シミが残ってしまっている状態。オキシ漬けをして、洗濯したところ……。
目をこらさないとわからないぐらい、赤茶色のシミがきれいになりました! オキシ漬けは、ほかにも泥汚れや血液汚れにも効果があるとのこと。また、汚れを落とす以外にも消臭や除菌もできるので、色々な場面で活用していきましょう!
↓↓黄ばみの落とし方がわかったら、予防の仕方も覚えよう!↓↓
この記事のタグ
田舎暮らしの記事をシェアする