白老町と歩み続ける未来
小松社長と白老町という偶然の出会いから、ここまでともに発展してきたナチュラルサイエンス。最後にこのまちの魅力を伺いました。
——小松社長から見た白老町の魅力とは何ですか?
「最初は白老町については、『倶多楽湖の水がある』ということしか知りませんでした。しかし、北海道の中でも絶滅しているといわれた植物が自生していたり、ナチュの森がある虎杖浜エリアでは、海と山の恵みがぎゅっと固まっていたりするところから、神秘的なパワーが宿っていると感じました。また、先でもお話ししましたが、生徒が中学校を大切に使っていたり、世代を超えて人が住んでいる漁師町であったりと、人が温かいなと思いました」
——今後のビジョンについて教えてください。
「白老町と関わる事業のビジョンとしては、まず、ナチュの森の良さがもっと地元の方々に広がって、ナチュの森で『一日の贅沢な時間の使い方』をしてもらいたいです。間接的に地元の活性化や生活環境の工場を上げることに貢献できたら嬉しいです。
私は1つのアイデアを実行しているだけで、その影響を大きく・広くしているのは地元の住民の方々だと考えています。私は白老に定住していませんが、白老を私のように第二の故郷だと思う人や企業が移住・移転し、地元住民の方の誇りになれるのであれば、これからも地元連携を続けていくつもりです。
また『自然と人間』もそうですが、ナチュラルサイエンスでは得意とすることが違う人々が集まって、ともに働いています。同じビジョンに向けて個々が互いに作用ながら成長していくという生き方も、次の世代に向けて解像度を高めていきたいです」
今回は小松玲以子社長の開業秘話や「ナチュの森」の魅力について紹介しました。自然や食事だけでなく、文化・科学にも触れ合える白老町。近くには虎杖浜温泉や登別温泉などの名湯、海や山などの自然もあり、四季を通して家族やお友達とともに楽しめる観光スポットです!
ナチュの森
「ナチュの森で冬の縄文にであう展」
期間:2025年2月24日(火)まで
時間:10:00~16:00
定休日:水・木(祝日は営業)
開催場所:ナチュの森(北海道白老郡白老町字虎杖浜393‐12)
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