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田舎暮らしの本 5月号

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3月3日(月)
890円(税込)

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博多が芋一色で染まった!「imo mamo FES」でサツマイモを未来へつなぐ、芋焼酎とスイーツで再発見する一日

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南九州のサツマイモ経済圏を守るために、地域が一丸となって取り組む「みんなのサツマイモを守るプロジェクト」の一環として行われたイベント「imo mamo FES」が大盛況で終了しました。今回、博多で開催された現地の盛り上がりや焼酎、スイーツなどの出展ブースをレポートいたします。

サツマイモの魅力を再発見! 芋焼酎とスイーツの祭典

 imo mamo FESの背景には、サツマイモ基腐病(もとぐされびょう)という深刻な問題に直面しているサツマイモ経済圏を次世代に受け継ぎ、地域の経済と文化を支えるという大義があります。サツマイモは南九州の生活と文化を支える重要な作物であり、その未来を守るための情熱が、このフェスに込められていました。imo mamo FESを主催したwelzoの後藤基文氏は、今回の成功に大きな喜びを見せつつ、サツマイモ経済圏を未来に繋げるためには、一人一人が協力し、地域全体で支えていくことが必要です。フェスはその第一歩です」と、イベントの意義を語ってくれしました。

 イベント会場には、南九州を代表する焼酎メーカーや地元のスイーツショップがブースを展開し、多くの参加者を迎えました。芋焼酎とサツマイモスイーツの売上はほぼ半々で、若い人たちから年配の方々、さらには多くの外国人参加者も見かけられます。世代や国を超えてサツマイモの魅力を楽しむ空間に薩摩酒造や小鹿酒造といった老舗蔵元のブースには、試飲を求める人々の長蛇の列ができ、大盛況! 海外からの観光客が、日本の伝統的な蒸留酒である芋焼酎に舌鼓を打つ姿は印象的でした。

 今回フェスに参画した酒造担当者は「こうした場で、焼酎の奥深さや南九州の文化を国内外の人々に伝えることができ、非常にうれしく感じています。今後も日本独自文化である芋焼酎の魅力を広めていきたいです」と話してくれました。

 また、地元の素材を活かしたスイーツは、若い世代を中心に人気を集め、新たなファンを生み出しています。福岡市在住の参加者の方にお話を伺うと「今日は、スイーツ目当てで来ましたが初めて芋焼酎にも挑戦してみて、九州の魅力を再発見できました。イベントとして焼酎とスイーツの融合が新鮮でした」と、満足の様子でした。

 焼酎ツーリズム代表の小林史和氏は「このような場を通じて、焼酎文化を国内外の人々に広めることができるのは大きな意味があります。サツマイモ経済圏にいるみなさまの一助になれたら幸いです」と話し、地域の魅力を再発見できるイベントの価値を伝えてくれました。


焼酎ツーリズムの小林史和代表(左端)。

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田舎暮らしの本編集部

田舎暮らしの本編集部

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