ブッシュクラフト！「さばいどる　かほなん」のトライポッドでキャンプ料理の腕前アップ

さばいどる　かほなん
岐阜県出身。アイドルとして活動しながら、YouTubeで「さばいどるチャンネル」を配信。ソロキャンプ、アウトドア料理、釣り、登山などさまざまなテーマにチャレンジしている。狩猟免許（わな猟）や第四級アマチュア無線技士の免許を取得。近年、山林を購入したことでも話題となった。将来は、無人島で生活をすることが夢。そこで生き抜くため、現在は自然を満喫しながらスキルを磨いている最中。その夢の第一歩として、2020年春には車両系建設機械3ｔ以上の運転資格も取得した。

キャンプ料理の幅が広がるトライポッド。今回は、私の焚き火台の高さに合わせて低めにしましたが、ダッチオーブンなどを使う場合は、もう少し高めに設置してもいいと思います。アウターは、火に強いワークマンの綿かぶりヤッケを着用しています。

【1】真っすぐで、同じくらいの長さの木を3本用意します。長さが違う場合は、切って揃えてください。長さは焚き火台の高さによりますが、1～1.5ｍくらいが目安。木は細いと燃えてしまうので、太めで乾き切っていないものがおすすめです。

【2】ロープで3本の木をまとめていきます。ロープは木の太さにより変わりますが、2.5ｍくらいあれば充分。まず一番太くて丈夫そうな木を軸にして、巻き結びをしていきます。ロープは上へ上へと巻いていく感じなので、15㎝ほど下からスタート。右手でロープの先端のほうを持ち、まず軸となる木の上にロープをのせます。

【3】右手のロープをグルッと木に巻き付けます。

【4】右手のロープを下から回してきます。

【5】ロープの先端を、すでに巻き付けてあるロープの下に挟み込みます。ギュッと引っ張ってしっかり固定してください。「巻き結び」という結び方です。

【6】ここから3本の木をつないでいきます。軸となる木を、残り２本で挟み込みます。

【7】隣の木と8の字になるようにロープを巻き付けます。まず右側の木の上にロープを回します。

【8】ロープを右側の木の下に通して、真ん中の木の上を通します。

【9】ロープを左側の木の下に通します。

【10】ロープを左側の木の上から回し、真ん中の木の下へくぐらせます。

【11】同様の手順で、ロープを8の字に5段くらい巻いていきます。

【12】今度は８の字に交差したロープを、縦方向に締め付けます。まず右側の木と真ん中の木の間に、縦にロープを回します。

【13】真ん中の木と左側の木の間も縦方向に締め付けます。

【14】余ったロープを止めます。

【15】焚き火に設置して完成。

【16】安定させることが大切なので、必要に応じて枝などで支えます。