目の前にドラッグストアがあり、保育園や学校も近い平屋【島根県雲南市】出雲神話の舞台でのどかな里山暮らし

この記事の画像一覧を見る（10枚）

島根県雲南市（うんなんし）は、豊かな森林や河川、滝など、中山間地域ならではの豊かな自然環境に囲まれたまち。また、日本で初めて「農地付き空き家」制度を始めた自治体で、空き家バンクが充実しています。そんな雲南市の空き家バンクから、農地付きの平屋物件を紹介します。ドラッグストアが目の前で学校にも近く、子育て世代にもオススメです。

参加者の希望に合わせたオーダーメイド型の移住体験を実施

　雲南市は、桜や蛍が息づく自然と市民の生活が融合したまちづくりや、地域資源を活かした温泉施設、観光施設が整備され、水と緑が醸し出すうるおいのある穏やかな印象をもった美しい地域。ヤマタノオロチ退治を中心とした出雲神話の舞台であるとともに、国宝に指定された銅鐸やたたら製鉄、農村景観や神楽といった暮らしに根ざした農村文化など、地域特有の歴史や文化を受け継いでいて、日本のふるさとの原点のようなまちです。

　市では、参加者それぞれの希望に合わせて行程を作成する、オーダーメイド型の1泊2日の移住体験「雲南つながる体験プログラム」を実施。空き家バンク物件の内覧、生活環境の視察、企業や農家の見学、先輩移住者訪問など、事前に担当者と相談のうえで内容を決められます。現地への交通費や食費などは各自の負担となりますが、参加費および宿泊費は無料です。また、「子育て世帯定住宅地購入補助金」など、子育て世代への支援も手厚いのも魅力です。

雲南市の風景

　県都の松江市や出雲市に隣接する雲南市は、ヤマタノオロチ伝説で名高い斐伊川（ひいかわ）など出雲神話の舞台としておなじみです。山間部は日本独自の「たたら製鉄」の中心地としても栄えました。　

菅谷たたら山内「菅谷高殿」

　菅谷たたら山内（さんない：たたら製鉄に従事していた人達が働きながら生活していた地区の総称）の中心にある｢菅谷高殿」は、全国で唯一現存する高殿様式で、｢国の重要有形民俗文化財」に指定されており、ジブリ映画『もののけ姫』のモデルになったといわれています。

雲南市中心部まで、出雲縁結び空港から車で約20分、JR松江駅から車で約40分。

 ↓↓ 次ページでは、物件を紹介！ ↓↓